150日前|「CBT」だからこそ手書きでの情報を整理する基礎トレーニングをしておきましょう|司法試験合格逆算日記

150日前。

色々とCBTに関する情報が出てきており、SNS上でも意見が述べられている。

現時点までで公表されている情報によると、ディスプレイに問題用紙・条文・答案用紙の3画面を表示して取り組むとのことである。

皆さんはこの仕様を見てどのように感じただろうか。

私は、小さなディスプレイ上に3画面を表示するのは限界があると感じている。というのも、私は、普段はメインディスプレイ(30インチ)とMacBookをマルチディスプレイにして作業をしています。必要に応じて、iPad上にも資料等を示しています。

これでも、「もうちょっと広いほうがいい」と感じているので、公表されている仕様では苦労するはずである。

今後、変更されることもあるかもしれないが、最悪の場合を想定すると、すべての情報をディスプレイ上で処理できるように訓練を積む必要がある。

ただし、いきなりこれをスムーズに行うことはできない。

電子書籍で専門書を読むのが困難であるのと同様に、問題文の処理等もいきなりデジタルツールを使って行うのは難しいであろう。

今後も、まずは「手書き」での情報処理のトレーニングが重要となる。


平成26年予備試験(商法)を素材にした無料基礎講義資料1


平成26年予備試験(商法)を素材にした無料基礎講義資料2

講義資料なので、問題検討とその補足が混じっているが、手書きでの情報整理(例えば、冒頭の図解、問題文左側の見出し作成)のトレーニングを行うと良いであろう。

無料基礎講義商法19|募集株式発行の概要

「CBTだからこそ手書きでの情報を整理する基礎トレーニングを」

これを合言葉に、残り150日も乗り切るようにしてほしい。

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安田貴行|リーガル・インストラクショナル・デザイナー&ストラテジスト|30代からの司法試験・予備試験
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