〝受講生の得意・不得意クセや性格まで把握したフレキシブルな指導を受けられます〟オンライン添削合格体験記(7)
法政大学ロースクール(既習コース)に合格された方の合格体験記です。予備試験対策からロースクール対策にうまく移行された体験談ですので、予備試験とロースクールの対策を検討中の方は参考にしてください。
1.オンライン添削を利用したきっかけを教えてください。
勉強スタートして1年経過、いきなり答練に挑むより、自宅で参考書を横に答案を書いてみたいと思いました。
ツイッターで知り合った方から安田先生のオンライン添削を勧められ、zoom面談を受け穏やかな先生を知り、安心して利用することを決めました。
2.オンライン添削の添削や個別ミーティングが合格に役立ちましたか。
大変役に立った。
3.[2.]のように回答した理由を教えてください。
ロースクール過去問をひとりで解くことは今の実力ではありえず、安田先生の丁寧な指導はとても役に立ちました。
特に、片っ端からやった答案構成は本当に勉強になりました。わかってないことを客観的に知ることは必須です。
4.オンライン添削と他社の模試・答練の添削の違いを教えてください。
予備校の答練は、辰巳スタンダード答練を受けました。解説講義はとても勉強になりましたが、採点は論点主義なので、論点落とすと点数が付かず、救いようのない結果に復習する気が起きませんでした。
安田先生の添削は、良いところを見つけて下さるのでモチベーション維持が出来ました。
5.オンライン添削は、これから試験を受ける受験生にお勧めできますか。
大変お勧めできる。
6.[5.]のように回答した理由を教えてください。
「過去問を書く」という試験対策のAtoZをひとりのしかもベテランの講師に全面的に任せられるのは画期的で素晴らしいシステムです。先生のミーティングもフレキシブルで、勉強以外のカウンセリング要素も満載です。
コーチングという手法がどういうものか知りませんが、安田先生は法律以外の指導にも長けてらっしゃると思います。
8.オンライン添削を利用している又はこれから利用しようとしている後輩受験生にエールをお願いいたします。
オンライン添削はPDFで簡単に利用できます。もちろん廉価なものではありませんが、素晴らしい専任コーチに依頼して安いわけがありません。専任コーチですから、受講生の得意不得意クセや性格まで把握して頂けてフレキシブルな指導を受けられます。
予備校課金をダラダラと続けてしまうより、オンライン添削で答案を書き、ミーティングで指導を受けるほうが結果としてリーズナブルです。
司法試験の裏も表も知り尽くした安田先生にお任せすれば、合格は近いと信頼しています。私はロースクールルートを選択しましたが、予備試験ルートの方もしっかりフォローされるので安心できます。
無味乾燥の司法試験界で、オンライン仲間も得られオフ会もやっています。主宰の安田先生には本当に感謝しています。
ロースクール合格に向けて実践したこと
受験前の状況
予備試験勉強スタート:2020年秋。
予備試験短答:135点→153点。
法政第1期志望理由:予備論文受験生が受けない時期の入試。論文試験三法、民訴刑訴短答という入試形式。通学利便性。少人数制。
法政第1期で学費免除が取れたら中央ローに挑戦するつもりだったが、取れなかったので、中央ローは受けず法政第3期に再挑戦しました。結局学費免除は取れなかった。法政に2回合格したことでロー入試を終えました。
受験に向けた対策
5年分過去問答案構成と一部答案作成し、安田先生に指導して頂いた。短答は予備試験過去問を繰り返した。
憲法
過去問で判例を聞かれているので、逐条テキストの判例を全部ノートにまとめ、事例と判例要旨は繰り返し覚えた。規範は3つの合憲性判定基準だけで書くことにした。最低限の定義は暗記した。本番では北方ジャーナル判例を踏まえた問題が出されたので、検閲の定義から判例まで問題なく書けました。
民法
不法行為が聞かれることが多く、基本書を丁寧に読み込んだ。過去問答案構成と辰巳えんしゅう本以外あまり勉強しなかった。本番では時効が出たので条文文言に当てはめて解答した。論点が分からず正解答案かどうかはわかりません。
刑法
過去問で過失が聞かれることが多く、苦手だったので過失だけはじっくり取り組んだ。安田先生にOKを頂けて不安なく臨むことができました。
刑法各論の構成要件の定義はカードにして毎日繰り返した。本番では正当防衛が出た。論点的な問題ではなく手応えなく書いたがそんな程度なのだろうと思いました。
短答民訴刑訴
学費免除取るにはほぼ満点が必須らしいです。民訴で1問、刑訴で2問わからない問題が出たので8割程度の得点かと思われます。難問ではないが過去問の反復が必要です。
民訴
まともに答案を書いたことがなかったので、過去問答案構成だけでは不安だった。LEC田中先生の合格答案作成講座を必死に聴き、重要論点の答案構成をしました。かなりやりこんだが、本番では立証責任あたりを出されてうまく書けませんでした。
刑訴
辰巳原先生の基礎講座を聴き直し、辰巳えんしゅう本をやり込んだ。法政の問題は、与えられたキーワードを全部使うという指示があり、誰でもそこそこ書けるはずだが実際やってみると案外難しかったです。かなりこじつけて言葉をねじ込みました。
感想
法政大学ロースクールは、受験科目も少なく難関ではないので狙い目だと思います。ステメンも分量が少なく、社会人経験を踏まえればそれなりのものが書けます。
ただ合格率が3割未満なので学生全体のレベルは高いとは言えないでしょう。
しかし、留年率が低い割には毎年現役で5,6人は合格しているし、2,3年内には確実に合格できると感じます。
また、現在毎月開催される入学前事前授業での先生方のお話を伺うと予想外にハイレベルの講義がされることがわかります。先生方のお人柄も素晴らしく入学が楽しみになります。
加えて、受験指導されている出身弁護士の明るい雰囲気もとても魅力的です。上目線にはならない法政のカラーなのかもしれません。
いわゆるエリート法曹を目指す方には物足りないルートだと思いますが、とにかく早く弁護士になって実務をやりたい私には今回の予備短答不合格はまさにピンチをチャンスに変えた天佑だと信じています。
富士山頂上を目指すには様々なルートがあります。お仕事、ご家庭、経済面等々簡単に割り切れないでしょうから絶対正しい道なんかありません。
私の経験がどなたかの光になれば幸いです。
ようやくスタートラインに立てた思いです。共に頑張りましょう。
合格体験記を寄稿していただきありがとうございました!!
4月からロースクール生活が始まります。引き続きサポートしていきますので、合格目指して走り抜けてください!!
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