47日前|過去問・出題趣旨・採点実感を完璧に?|司法試験合格逆算日記

47日前。科目や論点によっては、理解度が上がり、かえって難しいと感じることも増えていることもあるのではないだろうか。

本試験の問題は本当に難しい。出題趣旨・採点実感を読んで、「こんなものは書けない……」と悩んでしまっていないだろうか。

出題趣旨・採点実感に書かれているものは、現実的に難しいということも多い。なぜなら、制限時間あり、資料参照なし、手書きでの答案作成という制約下で答案を作らなければならないからである。このような縛りがないレポート試験であれば別であるが、上記のような制約がある中では難しいであろう。

出題趣旨・採点実感で書かれているもののうち、基本部分とそこからの推論していく過程の部分や、低評価にとどまってしまう答案の内容を確認するようにしておくと良いであろう。全てを完璧にできるようになる必要はない。

なお、出題趣旨・採点実感に関しては、まとめられたり要約されたものではなく、原典を読むようにしてほしい。何事も一次資料に当たることが大切である。普段からそのような癖をつけておくべきであろう(教科書も同様のことがいえる)。

無茶振りとも思える出題趣旨・採点実感とうまく付き合いながら、残り期間の調整を行うようにしてほしい。

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安田貴行|リーガル・インストラクショナル・デザイナー&ストラテジスト|30代からの司法試験・予備試験
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