日にち薬・・・時間が癒やす心の傷
昨日、資料として読んだ京都・祇園の芸妓さんが書いた『祇園うちあけ話』に』の中にあった言葉、
「日にち薬(ひにちぐすり)」
誰しも生きていれば、辛い離別や挫折や悲しみ、苦しみがある。でもそれは時間が過ぎることで癒やされる。それを「日にち薬」と言うのだそう。
京都発祥の言葉らしいが、京都、大阪、兵庫を中心に関西だけで使われる方言らしい。
他にも同様の意味で「日薬(ひぐすり)」、「時薬(ときぐすり)」などと言われたりするらしいが、
「時薬」という言葉が良いな。
生きてたら楽しいことより辛いことの方が多いような気がする。
でも、時薬が癒やしてくれる。