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金沢聖霊修道院聖堂

北陸新幹線の開通で金沢の観光地はどこも人で溢れかえっているけれど、ここは以前と変わらずいつ来ても静かで厳かな時間が流れている。

木造のロマネスク様式の教会。設計したのはスイス人マックス・ヒンデルという人物で、1931年の建築だそう。

柱は黒漆塗り、アーチ部分は加賀群青と金色で縁取られ、西洋文化と金沢の伝統文化が混ざり合った美しい空間。

毎日6時、12時、18時にシスターの方々が鐘が鳴を鳴らし、祈りの時が告げると、祈りを捧げる人々が集まってくる。

ここは観光スポットではなく、今も金沢の人たちにとっての祈りの場。

行かれる方は静寂を壊さないように。

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