未来があるから悩む
悩みなどないよという人は世の中には存在しないよね。
どんなお金持ちでも、どんな美男美女でも、どんな天才でも、高邁な宗教家や哲学者でも、いろんな悩みを抱えて生きている。
その悩みは未来を予測することから生まれる。
未来の予測は、過去の経験に基づいて計算され、その計算のためには二つの要素が必要となる。
一つは、「過去の記憶」
もう一つは、「未来の想像」。
この二つによって未来が計算され、予測される。
そして、計算され、予測されるからこそ、もし予測が外れたらどうしようと不安になる。悩みが生まれる。
悩むということは、未来があるということ。
未来がないひとは悩む必要がない。