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【悪夢日記】悪夢の始まり

自分が覚えてる中で最古の悪夢
多分、小学校に入る前くらいか、低学年くらいの時に見た夢。

当時、ボクは団地の1室で父、ボク、母、と川の字になって寝ていた。夜中に目が覚めた。多分ここからがもう夢だったんだと思う。カーテンの隙間から差し込む街頭が眩しかった。

当時のボクは妖怪系の話の読みすぎで、丑三つ時は外で百鬼夜行が行われていると信じていた。だから、夜中に目が覚めること自体がとても恐く、とてもじゃないけど、カーテンの隙間から外を覗けなかった。

どうしていいのかわからず、呆然と親が寝ている様子を見つめていると、後ろから気配がした。吸血鬼みたいな格好の男が立っていた。
殺される!と思い、母を何度も起こそうとしたが起きてくれない。その辺りで目が覚めた。



その日の前後くらいから、ボクはこれまでの人生で自力で熟睡できた経験がほとんどない。ほぼ毎晩夜中に目が覚めては怯えていた。今もなかなか眠れない。眠ることに恐怖すら感じる。

…でも寝ないと体に悪いよねぇ。

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田淵有希也
お世話になった友達全員に焼き肉とかおごりたいです。