コラム:チェルノブイリ法日本版のブックレットの紹介
チェルノブイリ法日本版の会
をご存じでしょうか?
1986年のチェルノブイリ原発事故から5年後に出来た、原発事故の救済法は、崩壊前の旧ソビエトから、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアに引き継がれています。
しかし、日本では、原発事故から10年以上経過しても、「チェルノブイリ法」という救済法があったことすら報道されない状況です。
2024年5月25日発売のブックレットに注目しています。
「わたしたちは見ている 原発事故の落とし前のつけ方を」
(書影はチェルノブイリ法日本版の会ブログから)
著者 市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会 .
柳原 敏夫 編、小川 晃弘 編
新曜社
5月25日発売予定
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b646982.html
新曜社の紹介文
緊急出版「チェルノブイリ法日本版」を制定し、原発事故被災者に人権を! 原発推進・反対に関係なく、国家として原発を維持する以上、事故被災者の人権を守る法律が欠かせない。それはどのような法律か。制定によって何がもたらされるか。どう実現させるか。「市民が育てる『チェルノブイリ法日本版』の会」の提言と条例案。
https://chernobyl-law-injapan.blogspot.com/2024/05/525.html
AMAZONとカーリル
わたしたちは見ているー原発事故の落とし前のつけ方を
市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会(著)
柳原 敏夫、小川 晃弘(編集)出版社: 新曜社
ISBN-10: 4788518503 ISBN-13: 9784788518506
https://calil.jp/book/4788518503
https://www.amazon.co.jp/dp/4788518503
原発事故の影響は、「風評被害?」だけなのでしょうか?
原発事故被災者の人権って考えられてきたのでしょうか?
例えば、「避難する権利」は、崩壊前の旧ソビエトと比較してどうなのでしょうか?
こんな基本的なことすら、報道されないことによって、「なかった」ことになっていないのか?
その疑問に答えるような内容になっていることを期待しています。
本を読んだ、書評は、後日更新予定
山下友宏
公開日:2024/5/12
更新日:2024/5/12