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自分のことを少し

私は関西の田舎で結婚するまで実家で暮らしていた 地元の小学校中学校高校に通い家から通える私立大学に行った 福祉を学び 社会福祉士という資格を持った 病院で医療ソーシャルワーカーをしていたこともある 児童福祉ももちろん勉強したし障害についても知識はある方だった だからこそ義母に言われるまでもなく子どもの発育に何かを感じていた 医大病院で診察なんか受けなくても 多分そうなんだろう でもそれをはっきりさせてどうするのか 生後3ヶ月で何が分かり何ができるというのか 当時の心境を振り返

    • MRI 検査

      3ヶ月検診を待たずに赤ちゃんを連れ近所の小児科に行った 受診を勧めた義母もついてきた 出産からの経過を聞いていた医師は診察開始から10分も経たないうちに医大病院に紹介状を書きますと言った 受診日もそのまま小児科が決めてくれた 義母もついてくると言った 不安と悪い予感とで受診日までの数日間がとても長かった 他県に住んでいる義母とは病院で待ち合わせることになった 夫はこの日も仕事で私は子供を抱っこしたまま2時間近く待合室で立っていた たまたま開いたベンチに赤ちゃんを寝かせようとし

      • 多嚢胞性卵巣

        中学生か高校生の頃だ 私は母に連れられ 産婦人科に行った 生理不順で腹痛もひどく母が心配したから 多嚢胞性卵巣です 結婚して子供が欲しくなったらその時は治療した方がいいと思います 医者はそう言った そのことがあったから 結婚後産婦人科に通院した ホルモンに作用する薬を処方してもらい飲んでいた そのことを彼も知っていたから あの言葉だったんだろう 分かってはいる ただ彼は子供が欲しかったのだろうか 妊娠がわかった時彼は嬉しかったのだろうか

        • 妊娠発覚したその日

          当時住んでいたアパートで妊娠検査薬で検査した 陽性が出て産婦人科に行った 5週目だとわかった 帰宅した夫に話したら「よかったね」と彼は言った そのことをずっと覚えている 私はきっともっと欲しかった言葉があったんだ なんだその他人ごとみたいな言い方 その場でそう言えばよかった 翌日実家に電話した その言葉を待っていたと母が喜んだ 嬉しいことなんだとやっと少し幸福感があった 結婚して1年ぐらいの時だった

        自分のことを少し

          何故こうなった

          もともと 気が小さい小さなことにくよくよする人間だ 1日の終わりに 自分の発した言葉を思い出して変なこと言ったんじゃないかぐるぐる考えていた 友達は少なかったし人と話すと緊張する でも意外なことに接客業は向いていた きっと その場限りだから いくらでも笑えるし言葉も出てくる 結婚して妊娠して引っ越しして仕事を辞めた 妊娠中は悪いことばかりを考えて不安だった 生まれた子は少し小さめで頭に母斑があった 寝ない子で抱っこするとそった 母乳はあまり出なくミルクもあまり飲まなかった 1

          何故こうなった

          確認行動

          家を出る前にガスコンロの電池を抜く 炊飯器にあるご飯を冷蔵庫に移してコンセントを抜く お風呂のリモコンがついていないのを確認する 抜けるコンセントはできるだけ抜く これを何度も繰り返し確認し動画に撮っている 玄関では鍵を何度もガチャガチャガチャガチャ やってしまう こんなこともう20年近くやっている 家族にも呆れられていると思う 近所の人も変な人だと思っていると思う 車の運転は嫌いだけど田舎だからしょうがない でも何度か人をひっかけてしまったんじゃないか 何かにぶつかったんじ

          確認行動

          心療内科を予約した

          しんどい 眠りが浅い すぐに涙が出てしまう 誰かに話を聞いてほしい オンラインで診察してくれる病院があった 数日後に予約を入れたけどうまく話せるんだろうか 考えると動悸がひどい 考えをまとめておかないと

          心療内科を予約した