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トロント滞在記⑦〜航空券、空港までのアクセス、入国審査

NYに行ってきました。NY自体は自分で飛行機などを手配するようになってからは2回目なのですが、今回はトロントからの旅なので時差もなく時間も有意義に使えるだろうと思い、3泊4日で色々と詰め込んだ旅行をしてきました。
メインコンテンツはブロードウェイミュージカル鑑賞NYの有名どころ巡りでした。
ブロードウェイミュージカルについては別記事にしましたので、こちらをご参照ください。

前編では主に航空券手配、空港にたどり着くまでと、アメリカの入国審査@トロントのあたりを書きます。
アメリカの物価高や円安もあるので(少し行った頃には回復傾向ではありましたが)航空券と宿泊先は大分ケチりましたので、宿泊先などについては後編で書きます。
 →9/4 後編アップしました。


航空券

飛行機はLCCで2人で往復5万程度に収まりました。
使った航空会社はFlair airlineで預け入れ荷物なし、荷物も足元に入れる荷物1つのみという条件です。預け入れ荷物や手荷物が増えると$29~の課金になります・・・しかもターミナルついてから増やしたりするとさらに高価格になってしまうので、あらかじめ増えることがわかってて課金する覚悟ができたらオンライン手続きのほうが良いですね。
足元手荷物の大きさは15 cm x 33 cm x 43 cm (6 in x 13 in x 17 in)、7 kg (15.5 lb)以下である必要があります。
発着はトロントピアソン国際空港ターミナル3で、フライト時間は1時間半くらいでした。

https://flyflair.com/travel-info/baggage/allowance-and-fees

トロントダウンタウンからピアソン空港まで

今回はFlair Airlineを使用したので、ピアソン国際空港を利用しました。なんと朝の7:45発の便だったため、かなり早朝にバタバタすることになりました。6:30くらいにターミナル3につけたらいいなという感じのプランでした。(セオリー通りに行くと国際便は最低でも2時間前、とどこにも書いてありますが・・・)
Union駅からUP train(ユニオンとピアソン空港を繋ぐ急行、成田エクスプレスみたいなやつ)にのりました。所要時間25分で15分おきに発車しています。
HPからチケットの予約ができますが、PRESTOでも乗れます。PRESTOで乗ると9.25ドルですが、予約すると12.35ドルです(なぜ)。PRESTOで乗ったほうが良いです。ピアソン空港の駅ではタップする機械がないのですが、ユニオンから乗った場合は終点なので、タップしなくても最大料金が課金されて完了です。ターミナル間移動は無料のモノレールが使えます。

入国手続き

アメリカへ渡航する際、いくつかの主要な空港から飛ぶ場合は「出国する国の空港で入国審査」が行われます。トロントピアソン空港もその対象なので、出国の際の通常の手続き(手荷物検査など)のほかに入国審査が追加されるため、時間には余裕を見て行ったほうが良いです。
手荷物検査を抜けた後に入国審査の列ができていましたが、6:30ごろの到着にしてかなりの列ができていました。しかも早朝だと審査官が1人で列の進みも遅く見えました。
ただ私たちはというと・・・列に並ばずに手続きを終えることができました!その先のスタバでコーヒーを一杯嗜むこともできるほどの余裕がありました。その理由はMPCを入れて行ったからです。

MPC(Mobile Passport Control)

最近アメリカへの入国審査が厳しいという話をよく聞きますが、早朝発の飛行機だったのであんまり早くに行きたくはないけど手続き間に合わなかったら詰むなあ・・・とピアソン空港のHPを見ていたら、MPCの文字を発見しました。
MPCはスマホ用アプリで、渡航や税関申告に必要な情報を事前にアプリに登録すると、入国審査の際にMPCの専用レーンに進むことができ、ペーパーレスでスムーズに入国できる、というものです。(JALのサイトから引用)
入れる情報はパスポート情報、税関申告、顔写真のみですが、事前に申し込んだESTAの情報はパスポートに紐づいていたのかなと思います。
顔写真のアップロードは空港についてからでないとできないのですが、この手続きが済んでいればディズニーのファストパスさながら列をスキップして手続きを済ませることができました。
あと同行者全員の情報をあらかじめ入れておき、一緒に手続きができるので英語があまり得意でない同行者がいるときも入国審査でアワアワしなくて済むのもいい点だなと思いました。手続きでは普通の入国審査で聞かれるような質問をいくつかされ、指紋を採取し終わりでした。5分くらい?です。JALのサイトが日本語でわかりやすく手順を説明してくれているので、とても参考になりました。
注意事項としてMPCを使える対象者は「1. 米国市民、2. 米国永住権保持者、3. カナダ国籍の米国B1/B2 VISA保持者、4. ESTA申請者かつESTA認証による渡航が2回目以降の人」とのことなのでお気をつけください。(私は2回目の渡航だったので使えました)

終わりに

トロントからNYはとても近いので飛行機で旅行に向かう方も多いと思いますが、どれくらい入国審査に時間がかかるのか読めず、そこの情報も得にくかったので記録に残しておきました。平日早朝・預け入れて荷物なし・MPC利用という好条件も重なったのかもしれませんが、約1時間前に空港に到着してもかなり時間に余裕ができました。同じ条件で旅行に行かれる方の参考になれば幸いです!


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