北海道新幹線開業時廃止!山線駅回り
函館本線・長万部ー小樽(通称・山線)は、現在建設中の北海道新幹線が札幌まで延伸すると廃止される事が決まりました。
沿線の一部は外国人が多く訪問するニセコ地区を含みますが、山線の利用は少なく大赤字路線。
今回は廃止前に山線でも利用が特に少ない長万部ー倶知安の途中駅を車で追いかけてみました。
1.二股駅
芸能人の二股騒動があった時少し注目された駅。長万部を出て次の駅で、山線唯一の長万部町内にあります。駅舎は貨車を利用したもので、周辺に少し人家はありますが、名所である二股温泉は駅からかなり離れたところにあります。
ホームから長万部方面
ホームから黒松内・俱知安方面
2.黒松内駅
黒松内町の中心にある駅。ブナ林の北限があるので、ブナで町おこしをしています。ただ駅は完全無人化。
駅ホームにブナの木が。
3.熱郛駅
道の駅くろまつないから少し離れた場所にある無人駅。付近に集落がありますが、農業地帯。
ホーム俱知安方面
ホーム長万部方面
4.目名駅
黒松内町と蘭越町の間にある目名峠を越えてある蘭越町の集落にある駅です。ここも周辺は農業地帯。駅の前に郵便局があります。
ホーム長万部方面
ホーム俱知安方面
5.蘭越駅
蘭越町の中心部にある駅で、町役場が昼間簡易委託で切符販売している時間帯があります。
改札口
ホーム長万部方面
ホーム俱知安方面
6.昆布駅
蘭越町とニセコ町の境界付近にある、蘭越町にある駅です。かつては昆布温泉へのバスや送迎もありましたが、利用が減少し、駅は完全無人化されています。
街路灯がユニーク。
跨線橋(ホーム同士というより国道5号と集落を結ぶ)もユニーク。
ホーム俱知安方面
7.ニセコ駅
ニセコ町にある唯一の駅で、ニセコ町中心部にあります。カタカナの町名で知られており、駅舎には観光協会の観光案内所があってきっぷの販売も委託。周りには温泉があるなど、これまでの6駅よりは賑やかです。しかし列車が来ない時間以外は寂しいと思います。
ホーム長万部方面
ホーム俱知安方面
8.比羅夫駅
俱知安町にある、小さな宿がある無人駅です。しかし国道5号からは細い道を奥に入り、ニセコリゾートからも細い道を行かなければならない、ある意味秘境駅。
ホーム長万部方面
ホーム俱知安方面
ホームに紫陽花があって絵になりました。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。