邦楽しか聴かなかった私が洋楽にハマった理由
1980年代後半から1990年代は、空前のバンドブーム。
この時代の邦楽バンドは、ほぼ網羅していると思います。
特にハマっていたのは、THE BOOM・UNICORN・ジュンスカ・ブルーハーツ・スピッツ・BOØWY・ミスチル、など。
ライブハウスへよく行っていたのは、カステラ・Theピーズ・THE PILLOWS・真心ブラザーズ、など。
当時は曲よりも歌詞を重視していたので、洋楽は何を言っているのかわからないという理由だけで、まったく興味がありませんでした。
でも、そんなある20代の夏。
バンドのボーカルをしている友人が、名古屋のラジオ局に勤めている彼氏と同棲を始めることになり、それがきっかけで初めて名古屋へ遊びに行くことに。
彼の職業上、二人の部屋にはたくさんのサンプルCDがありました。
そして「特にこれとこれがおススメやねんて。私の趣味じゃないけど 笑」と言って、CDを2枚もらいました。
そのうちの1枚は「Les 5-4-3-2-1」の1stアルバム「UN」
フレンチポップを彷彿とさせる、キュートなサウンド。
洋楽は聞いていませんでしたが、フレンチポップは古着屋なんかでかかっているのがオシャレやなーと思っていたので、フランスギャルとかは知ってました。
Les 5-4-3-2-1は、和製フレンチみたいでかわいくておしゃれ。
今もときどき聴いています。
そして次こそが、私のミュージックライフの転機となった、運命の1枚。
「L⇔R」の4thアルバム「Land of Riches」
初めて聞いたときの衝撃は、今もはっきり覚えています。
「なにこれ、曲がめちゃくちゃいい!!」
そう、今まで歌詞を重視していた私が、はじめて曲が良いと思ったのです。
そして次に感じたのは「洋楽知らんけど、洋楽っぽい」ということ。
とにかく、今まで聴いてきたバンドとは位置づけが違うような感覚でした。
この「Land of Riches」は、なんかアメリカっぽいなーと思っていたら、後でわかったことですが「アメリカンドリーム」をテーマにしたコンセプトアルバムとのこと。
これをきっかけに、L⇔Rの沼にズブズブとハマってしまったのです。
ここから派生して、Spiral Lifeにも走るのですが、それはまた別の話。
まずはL⇔Rの1st~3rdのアルバムを買い、聴きまくる日々が続きました。
とにかく捨て曲が、ない。全部いい!!
さらに、作詞作曲を担当しているボーカルの黒沢健一さん、私のタイプすぎる♡ということで、彼に夢中になったのです。
そして黒沢さんについて調べてみると、ものすごい音楽オタクということが明らかに。
そしてL⇔Rの曲には、全部ではありませんが元ネタとなる楽曲(洋楽)があるということも判明。
その結果、当然ですが「元ネタ、気になる」という流れになり、私の洋楽ライフが始まったのです。
思いのほか長くなってしまいましたが、そういうことで、20代前半から突然洋楽にハマりました。
今後は好きなアーティストについて、思いつくまま綴っていこうと思います!
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