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優しく言葉を選び、愛情を持って接する

「優しく、さわやかに、笑顔で」

FUJI ROCK FESTIVALの裏側を映したNHKの「100カメ」を見た。ロックフェスの裏側ってどんなものか好奇心で見ただけだったが、心動かされるシーンがあった。

フジロックの楽しみは音楽とキャンプ。
キャンプテントを張る場所は、ロックフェス3日間を心地よく過ごせるかどうか大きく左右する。

早く来た友人が、後から来る友人のために場所取りするのは禁止である。それでも場所取りする人がいる。

キャンプよろず相談所のリーダーが「場所取りしている人がいる」との連絡を受ける。

その時スタッフに出した指示が、注意はするけど
「お客さんにはできるだけ優しくしてあげて」
「理由も言ってあげて」
「一人でも多くの人にテントを張ってもらいたいので、場所を少しでも共有って感じで」
「優しく、さわやかに、笑顔で、楽しんでくださいと」

注意をする時は理由を言う。
相手への愛情、この場への愛情を忘れない。

とても響いた。

ロックフェスへの愛情、音楽を愛するお客さんへの愛情が詰まっていた場面だった。こんな風に他人に接することができたら、

2分にも満たないこの場面を見ただけで、この番組を見て良かったなと思う。


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