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2024/11/8 【のりたま物語】 そりゃないぜ、つーまー。

この物語は、フィクションということにします。


のりたま(お、17:30だ。終わり終わり。)

 ボクは17:30定時なので、仕事が終わったら直ぐに片付けをした。

 金曜日という事で、仕事が終わったら直ぐに自宅がある松戸に向かう。

 急いで自宅近くの保育園に向かってお布団を回収。

 保育園は19時までしか開いてないので、それまでにお布団を回収して、お迎えを済ませないと超過金を取られるのだ。

 それに、シンプルに迷惑だと思っている。
 保育園の先生だって、子供がいるかもしれないことを考えると、早く帰りたいだろうと思うのだ。

 金曜日は東銀座の勤務地から急いで向かって、お布団の回収と子供のお迎えをする。

 ところが、なぜか在宅勤務のつーまーは、18:55ごろにならないと来ない。

 お迎えが終わって外に出ようとする頃に、

つーまー「いえー。」

 と、言いながら来る。
 余裕。

 そして昨日は、

つーまー「コンビニ行こー。」

 と近くのファミリーマートに向かった。
 なんだかカゴに、パンやお菓子、ジュース、インスタントラーメンをたんまりのせてお会計。

 つーまーは、お会計の時はレジからいなくなり、店の外に出ていた。

 ボクが払うのが当たり前になっている。

 仕方ないので、ボクが4,000円ほど払い大量の袋を持って外に。

 こういう時に、心の中で毎回思うんだよな。

のりたま(世間は男女平等を求めているようだが、つーまーは、男女平等なんて求めてないな。間違いなく、女性優先を求めてるんだ。)

 ってね。

 ボクのつーまーは、ある日突然、
つーまー「自分のお金が減るとストレスで子供達に暴力を振るってしまうから、自分のお金は使いたくない。」
 と、言ってきた。

のりたま「共働きで、つーまーの方が収入が多いんだから、日用品や光熱費は半分払ってほしい。」

 と、伝えて最初のうちは払ってくれていたが、最近はそれも滞っている。
 ボクが自分の朝昼夜のご飯代を削減して、払っているのだ。
 だって、子供達に暴力を振るわれるのは可哀想だもん。
 つーまーの方が年収が2倍くらいあるらしいのにね!
 あ!なんか、書きながら腹立ってきた!
 お菓子食ったろ!ボリボリ!

 …コンビニの前に、話を戻そう。

 コンビニを出たら、つーまーがボクのところに寄ってきた。

のりたま(あら、買い物袋を持ってくれるのかしら?あらやだ。優しいのね。)

 と思ったら、

つーまー「ちょっとパン取らせて。」

 買い物袋をガサゴソ。
 袋からパンを取り出して、開けて食べ始めた。

のりたま(………)

のりたま(おーい!こんなアホみたいな世の中なら、昭和の方があたたかみがあって良かったわ!ボクこそ二〇世紀少年でーす!)

 と、心の中で叫んでから。

のりたま「さてと、帰ろうか。」

 と、帰宅した。

 家に帰り着くと、ボクは洗濯を始める。
 そして、洗濯が回ってる間に前日の洗濯物を畳み。
 畳み終わった頃に洗濯が終わりので、洗濯物を干す。
 その後、ボクだけシャワーを浴びて、お風呂掃除をする。
 お風呂掃除をして、綺麗なお風呂のお湯を溜めたらOK。
 お風呂を出て、つーまーと子供達に

のりたま「お風呂入れるよ!」

 と伝える。
 つーまーと子供達がお風呂に入ってる間に、床掃除をする。
 このお風呂の前までの間は、つーまーと子供達はテレビ観ながらご飯を食べてるのですが、一緒に住んでる父が食卓にいない。

 説明すると…父はなぜか、

のりたま「ごはん、食べない?」

 とか、

のりたま「ごはん、作ったよ。」

 と、いう感じで、部屋まで呼びに行かないとご飯を食べに来ない。

 呼びに行くまで、ずーっと部屋でお酒飲みながらテレビ観てる。

 呼びに行かなかったら、いじけて、そのまま食べずに寝るのだ。

 そして、ボクが夜10時ごろに、

のりたま「お父さん、夜ご飯は食べたの?」

 と聞くと、

父「食べてないよ。なんにも。もう別にいいよ。子供達の方が大事だから。」

 といじけまくり。
 ボクが冷凍餃子を焼いてあげたりして、持って行くと。

父「いいの?子供達はまだ食べてないんじゃないの?先に食べさせたら?」

 とシツコい。
 夜10時過ぎてんのに、子供達がまだ食べてないんじゃないの?は、無理があるだろ!
 てゆうか、食べてたの知ってるよね?
 いじけるのやめんかい!
 ハッキリ言って、ボクはまだご飯食べてないのよ!
 ずっと家事やってたの!
 あなた、お酒飲んでテレビ観てただけ!
 あれ?ちょっと待って!?
 その時間あるなら、ご飯作れるんじゃない?
 自分で作らんかい!

 という、心の声を押し殺してぇ〜…。

のりたま「もうみんな食べたよ。大丈夫だよ。」

 と言ってご飯を食べてもらうのだ。

 さて、また話を戻すと。
 今回は、食卓にご飯が残って無かったので、

のりたま(もう食べたか、まだ食べてないのか、どっちかな?)

 と思った。
 そのため、つーまーに聞いてみた。

のりたま「お父さんは、ご飯食べたの?」

つーまー「あ、忘れてた。全部食べちゃった。」

のりたま「…分かった。」

つーまー「あ、子供達のお皿に食べ残しがあるから、それ、のりたまのご飯ね。」

のりたま「…うん。分かった。」

 お気づきだろうか?
 という訳で、ボクの夜ご飯は毎日、子供達が食べ残したものなのだ!

 地球に優しい。
 そう、それが、のりたま。
 なんの話やねん!

 そして、昨日も例の如く父がご飯を食べずにいじけていると思われたので冷凍餃子を焼いて持って行った。
 夜9時ごろの話だ。

 そしたら、もうベッドで寝ようとしていた父。

のりたま「ご飯食べてないんでしょ?餃子食べる?」

父「え?いいの?子供達は、もう食べたの?」

 と、またもや聞いてきた。

のりたま(毎回それ言うけど、なんで食べてないと思ってんの?あなた寝ようとしてた時間だよ。食べてるに決まってるよね!)

 と、思いながらも、

のりたま「うん。食べたよ。大丈夫。」

 と餃子を渡して、ボクは子供達の残したぐちゃぐちゃのご飯を食べに戻った。

 すると、そこに4歳の息子、そらちゃんがやってきて、

そらちゃん「何してたの?」

 と質問してきた。

のりたま「おじいちゃんに、ご飯が無かったから餃子を焼いてあげたんだよ。そらちゃんはお風呂に入っておいで。」

 と言って、お風呂に入るように即した。
 すると。

そらちゃん「あぁ、ママが、『おじいちゃんには、ご飯あげない。』って言ってたからね。」

 と言っきたのだ。

 ここからはしばらく、のりたまの心の声をお楽しみください。

 ええー!
 なんちゅうこと言ってんのー!
 「忘れてた。」じゃないじゃん!
 わざとあげてないんじゃん!
 ひどい!
 ひどいし、子供の前で言ってるって事は、ギャグか?
 ギャグなのか?
 全然面白くないぞー!
 お笑いのセンスが無さすぎる!
 でも、これを〜、

のりたま「おじいちゃんにはご飯あげない。って言ったの?」

 なんて聞いた暁にゃぁ〜!
 そらちゃんが何されるか分かりませんなぁ〜!
 板挟み!!!
 板挟むねぇ〜。
 今のボク、『まい泉』のヒレかつサンドよりも綺麗に挟まってると思うわ!

まい泉のヒレかつサンド

 美味しそうだな!!!
 お腹空いたわ!!!
 どうしてくれんだコラー!!!

 よーし!分かった!
 もーう!我慢ならん!
 待っとけ!!!
 そこで待っとけよー!!!

 今、まい泉のヒレかつサンドを注文したるからなー!

 くわぁぞくでぬぅわかよくくぅったらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
 (家族で仲良く食ったらぁ。と申しております)


 …………

 と、いう訳で、のりたまは毎日ストレスに耐えながら頑張って生きていくのだった。

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