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デイブ・バレル 「エコー」 Dave Burrell – Echo 

Tracklist
A Echo 20:02   B Peace 21:30

Credits
Alto Saxophone – Arthur Jones
Bass – Alan Silva
Cornet – Clifford Thornton
Drums – Sunny Murray
Piano, Liner Notes, Arranged By [All Tunes] – Dave Burrell
Tenor Saxophone – Archie Shepp
Trombone – Grachan Moncuar III
Written-By – D. Burrell*
Engineer – Claude Jauvert
Recorded August 13, 1969, Paris.

アーチー・シェップものを取り上げた関連で、覚書程度。
この盤のA面"Echo"はメディテーション用に重宝している。コンセプト一発というか、冒頭、巨大なヒットがあり、そのハイ・エナジーでカオティックなエコーが20分間続くというもの。この手にありがちなフェード・アウトではなく、20分あたりで収束する。
冒頭の音、巨大なヒットは比類のないサウンドで、これだけでこのアルバムを買う価値があると思うほどの決定的なサウンドだ。
なにしろ当時のオール・スター・メンバーである。集団即興演奏は「アセンション」あたりから始まっているとして、ここに一つ決定打が出た感がある。カオスと表現しているが、そこには無限のディテールがある。ピアノが低音でクラスターの連打をするあたりなど、サウンド的な山場となっていたりで、それなりの聴きどころや起伏もある。

まずは、ネットに乗っているので、試聴後アナログ盤の購入を検討してはどうだろうか?見つかれば随分安く手に入るはずだ。


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