京都　おかる　チーズカレー牛うどん

三泊京都の最終日
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「最後に何が食べたい？」とガイド役の娘が問う。
「なんでもいいよ」と即答する私。
「なんでも良くないでしょ！」とひろしと娘が声を合わせる。
「じゃぁね、京都の美味しいもの」
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「…」
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私たち家族の会話は型が決まってこのやりとり。
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「もう、うどん食べたんだよね？」と娘。
「食べた美味しかった。でも京都のお出汁の効いたうどんならもう一回でも二回でもいいよ」と答える。
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「じゃあね、カレーうどんなんてどう？」
「いいね〜！」
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という事で、祇園のおかるさんへ。
ちょうど、席が空いたタイミングだったのか、待たずにスルッと入れる。
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中には舞妓さんのうちわや、芸能人のサインがたくさん掛かっている。
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「人気なんだね？」と聞くと、
「来たことなかった？よかった！」と娘。
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『人気！』と写真付きのメニュー『チーズカレー牛うどん』を頼む。
娘は『カレーきつねうどん』、ひろしは『カレー牛うどん』
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チーズとお出汁の効いたカレーが美味しさの香りとコクをしっかり醸し出す。そしてアクセントのお肉が柔らかくチーズカレーにうまく馴染む。
美味しい。
「えっ！これ、美味しい！」と声を上げると、
「よかった」と静かに頷く娘。
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どっちが親かわからない。
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ひろしの『カレー牛うどん』も少し味見させてもらったが、私は断然『チーズカレー牛うどん』が美味しい。
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娘の厚いきつねも美味しそう。
「前来た時はね、大きなお揚げが切らずにおうどんに乗っていて、それをかじりながらいただくのが一層美味しかったんだけど、短冊になってる…変わったのかなぁ。大きい方がよかったなぁ…」とポツリ。
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「あっそう、美味しそうだよ」と私。
「うん、美味しいよ」と娘、掛け合いにならない会話。
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「美味しかった〜！満足満足！」と娘に報告。
「それはよかったです」と大人な娘。
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「カレーうどん、ずっと食べたかったんだよね〜」と私。
「じゃあ言ってよ〜！」と振り出しに戻る。
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#今日も美味しい
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#飯テロる
#食べるは生きる
#胃心伝心
#グーノネ
#おかる