交渉アナリスト2級を受験
はじめに
ゆめみでは将来の会社の成長を行うためメンバーの学習を後押しする「勉強し放題精度」があります。
また、「資格取得報奨金制度」という資格を取得し、諸々の条件を満たすことで報奨金を得るチャンスがあります。
交渉アナリストは以前から社内メンバーからオススメされていたので気になっていました。
今回受験してみた回顧録を記載します。
受講してみたきっかけ
ゆめみはITソフトウェアにおけるエンジニアリングやデザインの力を中心にプロダクト開発や運用、分析を行うことによってクライアントが抱えている課題を解決していくビジネスを展開しています。
つまり確固たる自社のプロダクトがあるわけではなくをソリューションを提案をするビジネスになります。
世の中にまだないものに対して議論を進めていくため変数となる要素が多分にあるのです。
例えば「リリースが近づいてきたが、スケジュールに収まらない事象が発生した」とか、結果的に「機能を削ってリリースすることになった」など様々な調整をクライアントと一緒に進めていくことになります。
そんなこんなで、ゆめみ入社してから交渉という交渉に行き詰まる日々の多いこと。拠り所となる知識やノウハウ得るために今回受験するに至りました。
交渉アナリスト2級とは
特定非営利活動法人日本交渉協会が運営している交渉アナリスト資格のことで4つのグレードのうち2級を受験しました。
その中でも今回はより実践的に身につけたいと考え、アウトプットできる場が設けられている「通学ゼミ土日集中講座」を申し込みました。
どのような講習だったか
2日間の講習で参加者は自分を含めて5人で少人数でしたがとても集中できる環境でした。
座学と実践をおおよそ交互に繰り返していき、学んだことをすぐ実践で復習しながら活用する進め方でした。
実践演習は、簡単に言うと「売る側」と「買う側」に分かれ、それぞれの側に対してこの交渉の場に至った背景や前提条件が記載されたペーパーが配られます。10分程度交渉の戦略を練る時間を与えられ、実践演習に移ります。社内承認を行うことを模してグループで模造紙にまとめて発表する形式や、三者間で行う交渉など形は様々。
どれもこれも「あるある」と普段の仕事のイメージと結びつきやすいものばかりでした。
やってみてどうだったか
気づいた点は大まかに2点あります。
・「問題解決型」の交渉を心がけるべき
・「売る側」だけではなく「買う側」も交渉技術を問われる
「問題解決型」の交渉を心がけるべき
「金額交渉」「納期スケジュールの交渉」など一直線上で右に振れるか左に振れるか、勝つか負けるか2択に迫られるのが交渉だと感じている方も多いのではないでしょうか。
同じものを押し引きして得るものではなく、お互いが大事にしていることや譲れないことを持ち寄りお互いの課題をうまく解決し、メリットが出るような落とし所を探り合うことが良い交渉だと知ることができました。
「売る側」だけではなく「買う側」も交渉技術を問われる
「売る側」である自分だけがいつも勝負の場に立たされていると思いこんでいましたが、クライアントである「買う側」も良い買い物をしようと必死なのだと改めて理解しました。
言葉の裏にある背景を汲み取り立場や状況を加味した会話の進め方が大事だと理解しました。
今後に活かす
冒頭にも記載しましたが、クライアントのやりとりで交渉事は絶えません。また、ゆめみはメンバー全員がCEOの権限を持っています。そのため内部メンバーとの交渉も実は多い組織なので、今回学んだことを活かせる場は多くあると認識しています。
また、交渉が勝つか負けるか、どちらかが辛い想いをすることが交渉ではないということを知ったことで、前向きな気持を持ちで今後臨むことができそうです。
今回2級を取得しましたが、生かされる場はもちろん実践。学んだことをふんだんに活かして確固たる自分の力にしていきたいと思いました。
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