
ママチャリで房総半島を一周した話。
こんにちは。春から大学生になリました、ゆーせいです。そんな今年の春、3日間で中学の時の同級生、N村くんと密にならない交通手段、ママチャリで房総半島を一周、310kmを走ってきました。
はじめに。
あの、自分で言うのもあれなんですけど、バカですよ、ほんと。千葉県の大きさなめてました。かなり体力的にきつかったのですが、本当に楽しくて、やめたいとは全く思いませんでした。
元々は約520kmある千葉県をママチャリで一周する予定だったのですが、3日間しか予定を作れず、1日180kmほど走らないといけないと言うことで、あまり現実的でないと言うことになり、外房は九十九里町以南を走ることといたしました。
『1日目』 自宅→九十九里浜→いすみ市
1日目は、自宅近くのマクドナルドから出発し、富田さとにわ耕園という千葉市にあるお花畑、九十九里町のビーチタワーを経由し九十九里浜を南下、いすみ市のホテルまで81.4kmを走りました。
最初に訪れた、千葉市の富田さとにわ耕園、ポピーやネモフィラ、芝桜が咲くお花畑なのですが、芝桜はすでに満開に近い状態となっておりました。
ここからは九十九里浜に向けて走って行きます。田んぼに水が張ってあり、海まで、心地よいサイクリングでした。
家が千葉県の北西部ですので、ほぼ千葉県を横断し、九十九里浜へ到達。普段見慣れた東京湾とは違い、水平線が真っ直ぐ続いています。
この後は、九十九里浜をひたすら南下し、千葉県一宮町へと向かいました。
一宮町には富士山と出雲大社を結ぶ直線の延長線上にある玉前神社という、パワースポットの神社があります。せっかくなのでお参りしました。
その神社の近くに「角八」という美味しいいちご大福を食べることのできるお店があります。お店の存在は以前から知っていたのですが、いちご大福を食べたことがなかったので、いただきました。70km近く走り疲れた体に、このいちご大福は、本当に最高。とても美味しかったです。
この千葉県一宮町には、釣ヶ崎海岸という海岸があるのですが、ここは東京オリンピックのサーフィン会場にもなっています。実際にその海岸へ行ってみたのですが、今は工事中で入ることができませんでした。
この後は、1日目のラストスパートです。
1日目を終えて、一つ体に異変がありました。ママチャリということで、お尻がもう本当に痛くて…(笑)。ダイソーでクッションを購入しました。
宿泊ですが、今回は、いすみ市にある「Hotel R9 the yard いすみ」という、コンテナ型のホテルに宿泊しました。コンテナ一つ一つが部屋になっていて、なかなか面白いなと思いました。
『2日目』 いすみ市→野島崎灯台→洲崎灯台→館山市
2日目は、いすみ市から、御宿町の月の砂漠、勝浦朝市、その後海沿いを南下し房総半島最南端の地である野島崎灯台、チーバくんのつま先にある洲崎灯台を経由し、館山市のゲストハウスまで110.9kmを走りました。
朝5時半に起床。ホテルで軽食をいただけので、いただき、月の砂漠を経由して勝浦の朝市へ向かいました。この勝浦の朝市は、岐阜県の高山、石川県の輪島と並ぶ、日本三大朝市の一つでもあるそうです。
「あさり串、騙されたと思って食って行きなよ!」という朝市のおっちゃんに騙されて?食べてみましたが、いや、本当に美味しかった…。
さらに、「二人で試食食べな!」とわらび餅を売ってるおじさんに、わらび餅を試食でいただきましたが、これも、めちゃくちゃ美味しい…。
買って帰りたいくらいでしたが、その日は家に帰れないため、また今度、絶対に来ます。
ここからは、千葉県最南端の野島崎灯台を目指して、ひたすら南下して行きます。守谷海岸、鴨川松島、仁右衛門島と千葉県の素晴らしい絶景が続きます。
この辺りから、膝がバキバキ言い始めたり、お尻の痛みも激しくなり、体力的もしんどくなってきました…。道の駅で休憩したりしつつ、午後3時頃に房総半島最南端、野島崎灯台へ辿り着きました。家から車で2時間ちょっとのこの場所まで、自転車で1日半。うん。頑張ったな。って自分に言いたいです(笑)。
ここからは、チーバくんのつま先にある洲崎灯台を目指します。
しかし、疲れでスピードが本当に出ない…。野島崎灯台から1時間半ほどかかり、なんとか辿り着くことができました。洲崎灯台、初めて来ました。灯台の手前にお花が咲いてて綺麗でした。
ここからは館山まで2日目のラストスパート。北条海岸という海で夕日を見るために頑張ります。
そしてなんとか、日没前には館山市の北条海岸へ到着。美しい夕日を見ることができました。いや、すごく綺麗でした。
2日目が終わる頃には、体力も限界を超え、二人とも話す気力もなし。3日でママチャリ300kmは無茶だったなと反省しました…(笑)。でも、やると決めたからには、最後まで走ります。
2日目に宿泊したのは、館山市にあるゲストハウス「tu.ne.Hostel」です。診療所をリノベーションしたというこのゲストハウス、内装もとても綺麗で、スタッフさんも楽しい方で、また宿泊したいと思いました。機会があれば、また利用させていただきます。
『3日目』 館山市→木更津→自宅
3日目は、館山市から原岡桟橋へ、その後、国道127号線を北上し木更津を経由、自宅までの117.7kmを走りました。
朝起きた時から、今日走り切れるのか心配になりましたが、とりあえず出発。家を目指して走って行きます。海に続きそうな桟橋の原岡桟橋。千葉を代表する絶景スポットの一つです。天気がいいと富士山が見えるとか…。
元気だったのは朝のうちだけで、最後の日はこの後、写真を撮る気力もそんなに残っていませんでした…(笑)。
昼前にほぼ半分の木更津へ到着。ここから先は、見慣れた景色になり、ペースも上がりました。木更津のアウトレットの向かいにある観覧車、写真を撮ったことなかったのですが、こんなにカラフルなんですね。この写真、自分の中でかなりのお気に入りになりました!
そして、ついに、午後3時半過ぎ、いつもの街のマクドナルドへ辿り着きました。ここで310km、房総半島一周ママチャリ旅は終わったのでした。
さいごに。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。今回のママチャリ旅は、本当にしんどかったのですが、数日経って振り返ってみると、本当にいい経験になったなと思います。体力の限界と戦いながら見た千葉の風景、忘れられない大学生の最初の思い出となりました。
「人生迷ったら楽しい方へ」
「やらないで後悔するなら、やって後悔する」
どちらもSNSで目にした時から、頭にずっと残っている言葉ですが、誰かの目を気にして行動しないよりかは、やってみたいと思ったら行動した方が、絶対にいいと思っています。
自分でも自分のやってることに、「なにやってんの笑」と突っ込みたくなりますが、これからも普通の大学生活ではやらないであろう変なこと?にたくさんチャレンジしてみようと思います。
改めて、ここまで読んでくださりありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
