#TABIPPO学生支部 があったから。
「今の自分がいるのは、TABIPPO学生支部のおかげだ」
って本当に思う。もしあの時、たまたまTABIPPO学生支部に出会ってなかったら。もしあの時、TABIPPO学生支部に参加するっていう決断をしなかったら。
今の自分は絶対に存在しない。僕がここまで成長できたのは、このコミュニティのみんながいたからだ。ゆうせいならできるよって、背中をたくさん押してくれたからだ。
2021年10月。コロナが大流行りの時期、Twitterでたまたま見かけた「TABIPPO学生支部追加募集」のツイート。写真を撮ること以外の趣味は特になかったけれど、素敵な写真を撮るために日本中を旅することが好きだった。見たことない景色を見ると、心が本当に動くようだった。そして空が好きだった。見上げる空も、飛行機から見る空も好きだった。飛行機に乗ると座席指定料を払ってでも窓側に座りたいのは今でも変わらない。
中学生や高校生だった頃の僕にとって、旅に出るということは、いつもワクワクを与えてくれた。
そんなTABIPPO学生支部に出会って約1年半、本当に色々なことに挑戦する環境に恵まれた。僕は運動もできないし、勉強は得意ではない。僕は写真を撮ることは好きだけど、それ以外は特に好きなこともなかった。僕に比べて姉は、勉強もできて運動もできる方で、少しコンプレックスに感じてた。
TABIPPOに入る前は、何をするにも、やる前から、「どうせできないよ。」って言葉はたくさんかけられて、たくさん傷ついた。やってみようっていう気になっても、その言葉でその気持ちは全部潰された。だけど、TABIPPOで出会ったみんなは、ゆうせいならできるよ、できなくてもサポートするから！って全力で背中を押してくれる、本当に素敵な人たちだった。
定例ミーティングでのファシリテーターは今でも覚えてる。数十人のミーティングだったけれど、すごく緊張して、何言ってるのかわからなくなって、でもみんながお疲れ様！よかったよ！！ってサンクスカードをくれるのが嬉しくて。
旅と写真は相性が良い。写真が好きっていうだけで繋がった滋賀県民の男の子とは、初めましてで淡路島を旅してみたり。そのまま写真好きの輪は広がり続けて、ちょうど今、新宿の北村写真機店で写真展を開くまでになった。これもTABIPPO学生支部で出会ったみんなのおかげ。
世界一周の夢を叶えるコンテストの運営に入って、たくさんの夢に触れて自分の夢について考えてみたり。
この団体の中には、僕にとってのワクワクがたくさんあった。
カメラマンとして働くきっかけをくれたのも、初めて海外に行くきっかけをくれたのも、TABIPPO学生支部だ。そしてそれらは、すごく刺激的で素敵な経験になった。
そんなTABIPPO学生支部での活動もあと4日で終わる。あっという間だった。
TABIPPOは、旅を広める団体だ。旅を広めることで世界が素敵になるって思ってるから。昨年、初めて行った東南アジア。日本の常識では考えられないことがあちこちで起きていた。3日間ショーケースに入りつづけるパン、高さが全部違うガタガタの階段。３車線の高速道路は４車線になってるし、中央分離帯があっても逆走してくるトゥクトゥク。なんかもう、受け入れるしかなかった。いろんな出会いもたくさんあるし、ハプニングだってたくさんある。心のキャパがどんどん広がっていく気がした。知らない文化に触れること、知らない世界に飛び込むことは、今までの常識を覆してくれるものだった。
たくさんの人が旅に出る世の中。それはどんな世の中になるだろうか。
たくさんの人が、自分の常識を超えたことを受け入れるようになって、たくさんのことを認め合って、尊重して。世界中の人がみんな友達って言ったらちょっと違うかもしれないけれど、この人にはこういう文化があって、この人はこういう文化でって、今よりも確実に素敵な世界だ。それは。
争いはきっと、お互いの意思疎通がしっかり取れないから、お互いを理解しないから起きるのかな。だったら、お互いがもっと理解しあって、尊重しあえる世界になったら素敵だねって。”旅”はきっと、その可能性を秘めていると思う。
TABIPPOの「旅で世界を、もっと素敵に。」というビジョンはめっちゃ素敵で大好きだ。だって、旅で世界が素敵になるって、僕も本気で思ってるから。
旅に出ないとわからないことがあるから。
あと4日で終わるTABIPPO学生支部での活動。
最後は、BackpackFESTAという旅イベントだ。
このイベントはあるけれど、僕らの最大の目的は、「旅で世界をもっと素敵にすること」。
TABIPPO学生支部での活動が終わっても、旅をし続け、たくさんの景色と人との出会いを繰り返す人生でありたいなと思う。
ではまた、世界のどこかで。
いいなと思ってくださった方がいらっしゃたら、サポートしてくださるとうれしいです。自信と活動費にさせていただきます。