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N、先生辞めるってよ

10日ぶりにnoteを書きます。

なんと! 祝!報酬のある仕事をしました‼
スキルがあればもっとスムーズにできたと思いますが、
時間がかかってしまい、noteに手が回りませんでした。
それでも1記事は投稿したいと思い、作成したのですが、
「誰に向けて」「何を伝えたいのか」がさっぱり分からない記事に
なってしまい、お蔵入りしました。
構成は大切、ということを身をもって感じました。

さて、今日は退職までのあれこれを書きたいと思います。
私の体験であり、それが全てということではありません。
一例として何かの参考になればうれしいです。

先生を辞めてどうなったか

極論は、ここですよね。
公務員という安定した職を自ら辞めた結果はどうなったのか。

結論は、生きています

日々の暮らしに困るようなことにはなっていません。
遊び暮らせるわけでもありませんけど。

でも、辞める前に準備はしました
一番はお金の心配だったので、支出の見直しと収入の確保について
準備に1年くらいかけています。

辞める前に考えたこと、やったこと

辞めようかなと思ったのは、たぶん辞める1年くらい前でした。

仕事をしている中で「もう辞めてやる!!」ということは、何度もあり
ましたが、それはただの愚痴であり、真剣に検討するようなことでは
ありませんでした。
仕事は定年まで続けるものだと思っていました。

でも、あるとき「定年まで30年近く、これを続けるのか」と思い至って
初めて、ほかの道は本当にないのだろうかと考えました。

・なぜ辞めたいのか。改善の余地はないのか。
・辞めれば解決するのか。
・辞めた後どうするのか。それは実現可能なのか。

検証してみて、辞めるしかないという結論になれば辞めようと決めました。

検証1 改善の余地はないのか

まず、一人働き方改革を実行しました。
水金の週に2日は、残業をしないで帰る。と勝手に決めて、周りの先生にも
宣言しました。ただし、部活動の指導はしなければならないので、残業を
しないといっても退勤は5時半か6時です。
定時は4時半ですが、これは学校業界では残業のうちに入りません 笑

これを実行することで、メリハリのある生活ができるようになり、
これなら続けられるのではないか、と思ったのですが…

あくまでも一人働き方改革なので、私が残業したい日にほかの先生も
残業するとは限りません。

夜の学校で一人残って仕事できますか?

どうしてもせざるを得ないときは、一人で残ることもありましたが、
防犯上あまり良いことではないので、ほかの人が帰るタイミングで
帰らなければならないことも多くありました。

検証2 辞めたあと、どうするのか

一番心配だったのは、お金のことです。
ですので、まず簡単に家計簿をつけて、自分の支出がどのくらいか
把握することにしました。

家計簿は無料のアプリを使い、食費、外食費、交通費など大雑把な項目だけ
を入力することで手間を省きました。
目的は、何にどのくらい支出しているのかを知ることだったので、
大根がいくらかといったことは必要ないと考えました。

次に、昼食の費用を抑えられるか検証しました。
私は外食が好きで、土日や夏休みなどの長期休業中(給食がない日)に
際限なく外食をしていました。外食に一番お金を使っていたので、それを
どこまで抑えられるかによっては、辞められないと思ったのです。

外食は週に2回、1500円/回までと決めて、夏休みの昼食はお弁当を持参する
ようにしました。数か月やってみた結果、できそうだと思いました。

家計簿をつけて、ストレスなく我慢できるか試して、どのくらい収入があればいいのか割り出しました。

検証3 実現可能か

転職しても残業をしたり、休日出勤をしたりするようでは、辞める意味はありません。また、必要な収入が得られなければ辞められません。

そして、知人から絶対に守るように言われたことが2つあります。
・退職から再就職までの期間はできるだけ短く(3か月以内)すること。
・正社員で再就職すること。

そこで、上記の条件が実現可能であるか知るために、いくつかの転職サイトに登録して求人情報を見たり、セミナーに参加したりしました。

私の場合は、想定する収入のハードルが高くなかったこともあり、辞めても大丈夫だろうという結論になりました。

余談ですが、職務経歴書を書くのは本当に苦労しました。汎用性のあるスキルではないので、自分の経験がビジネスのこんな場面で生かせます、ということをこじつけとしか言いようのない形で書きました。

公務員を辞めるということは想定されていないのだな、と痛感しました。

辞めても何とかなりそう

先生を辞めると決めたのは12月です。
この時期に毎年、次年度の希望調査が行われ、その中で異動したい、
退職したいという意思表示をします。

この段階では、もちろん再就職先は決まっていませんが、後を濁さずに
辞めるためにはこのタイミングで意思表示するしかありません。
何とかなるだろう、という希望的観測で決めざるを得ませんでした。

しかし、私には、奥の手がありました。
一般の企業に転職できなかったら講師で食いつなぐ、という手が。
営業やマネジメントといったビジネススキルはありませんが、先生としてのスキルはそれなりにあったので、どうしようもなかったら講師をしようと。それしかできることがないのです。

結果的には、3月下旬に再就職先が決まったので、4月から正社員に転職できました。

でも辞めると決意できたのは、講師ができるという奥の手があったこと
大きいです。

時間をかけて、自分なりに準備をして、覚悟を決めて退職を決意しました。


最後までお読みいただきありがとうございました。
お蔵入りを経て、何かの役に立ちそうな記事にすることができました。

退職を考えたからといって、実行しなければならないわけではありません。
現状で改善の余地はないのか、自分は何が一番大切なのかといったことを
考えるのも大切なのかなと思います。

次回は転職活動のことについて書く予定です。

備忘録 構成から執筆まで2.5時間
    お蔵入りした記事は何がいけなかったのか、を考えて構成から
    大幅に変更しました。

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