ライターがライターにインタビューしてまとめた記事。#2
唐突だがライター・さえぐささん(@TMWeb7)へのインタビュー記事第2弾である。
ライターがライターにインタビューしたのだ。さしずめ「パンはパンでも食べられないパンはな~んだ?」と言ったところである(違う)。
さえぐささんはシステムエンジニアから独立され、現在専業ライターとして生計を立てられ、ご家庭も持たれている。得意ジャンルは金融・人事採用・転職・資格取得・ITとのこと。SUGOI。
そんなさえぐささん(@TMWeb7)に少々踏み込んで聞いたことを今回はお送りする。GO!GO!おIMO!(意味不明)
1.プロジェクトマネジャーなど、「やってみないとわからないこと」の記事は需要が高い
さえぐささんは前職でシステムエンジニアとしてプロジェクトマネジャーをされていた。
私はプロジェクトマネジャーがなんなのかよくわかっていなかったので調べたところ、要するにプロジェクトをマネジメントする仕事らしい(海山商事並みの解像度)。
プロジェクトマネジャーなど、「やってみないとわからないこと」の記事は需要が高いという。わかる気がする。これから「中の人」になる人はなおさら、すでに「中の人」をやった人の率直な感想が聞きたいのだ。
せっかく中の話を披露してくれたのに、「再現性がない」と批判する人がたまにいる。置かれている状況もリソースも千差万別である以上、再現性がないのはそれはそうだろうと思う。
そもそも厳密に追試をすることが難しいのだ。まったく同じ環境、タイミングというのは基本的に繰り返されないからである。
「中の人」の話を自身に当てはめ、どう応用するかは読者に一任されているのではないだろうか。
2.やっぱり実名で記事書きたいですよねという話
やっぱり実名でも書きたいですよね、という話でキャッキャ盛り上がった。
記名で書きたいのはポートフォリオとしてまとめやすいからだ。
われわれライターは営業をかける際に、クライアントにポートフォリオを提出しなくてはならない。
無記名記事ばかりだと「こういった分野の記事を書きました」といったふんわりした営業トークしかできない。
無記名記事のクライアントと機密保持契約を締結していると、URLを先方に展開することもできない(そもそも公開記事はライターに共有されないことが多い)。
私はSPA!オンラインの外注ライターをしているのだが、実名で書かせていただいている。めちゃくちゃラッキーだと思う。
さえぐささんも経済系の記事など執筆してくれたら面白そうだなあと勝手に考えていた。
つづく。