【今年もこの季節】寄せ書きは送り主への「本質大喜利」《250枚目》
この時期、もうすぐお別れする人々へのメッセージを半ば強制的に書かされる。改めて伝えたいことなんて正直ない私は、毎年頭を抱えながら、汚い手書きの中途半端なメッセージを別れた人々へ伝えてきた。
お別れの際にしたためるメッセージは送り主に対しての「本質的な何か」を書く「本質大喜利」のような面がある。
「私はあなたという人をこう見ています。そこが私の思うあなたの本質であり、その本質に自信を持ってください」みたいな。
どうせ書くなら、良いことを書いて、良いように思われたいわけだが、残念な人間は、その良いことが思いつかなかったりする。
「あなたは自分勝手な人間です」なんて書いちゃダメなのは分かっているから筆が進まないのだ。
「お世話になりました。今後も頑張ってください。ありがとうございました。」
本当に伝えたいことはこれだけなのに。
【寄稿後記】
いざ、自分の寄せ書きに書かれたメッセージを読み返すと、
「正直よくわからない人だったけど、なんか面白い人でした。あざした」
って言うメッセージがほとんどで、自分の本質ってなんなんだろうって思いました。
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