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子どもへのお願い ~こころをつなぐもの~
変なタイトルですね。でも今日書きたかったのは夫婦のことです。
私はときどき夫婦喧嘩をしてしまいます。「お前とはやっとれん」とか、荒げた言葉を掛けてしまうこともあります。そしてあとから反省したりします。
まあどの夫婦も大なり小なりあるのかもしれません。
そして、そういうのが積み重なったり、変な方向に行き過ぎてしまうと、最終的には「別れ」ということを口に出したりしてしまうのかもしれません。それが例え、子どもがいたとしてもです。
でも、そこでいちど考えてほしい、想像してほしいのです。
女性にとって、子宝を授かる、ということがいかに人生の全てを賭けた命懸けの行為であることかを。それは肉体への負担も、生涯背負うものを持つ覚悟という意味においてもです。
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もうおわかりと思いますが、今日の文章は男性に向けた文章です。
この世に完璧な人間などいません、もちろん私を含めて。相手の欠点は目立つでしょうが、極端な反応や破壊的衝動に突き進む前に一度、「自分に対して命の全てを賭けた人が前にいる」ということに思いを馳せて頂けませんでしょうか。
とてもセンシティブな課題であることは理解しています。この記事を読んで、気分を害する人もいるだろうと覚悟しています。でも、いまこの記事がたまたま目に留まったことで何かをちょっと思い直した、という人がひとりでもいれば本望と思い、このような文章を綴っています。
日本の夫婦の離婚率は35%。母親側が親権を引き取る割合は86%。母子家庭で養育費を受け取る事例は24.3%。そしてひとり親家庭の50.8%の子どもが貧困の生活下におちいる、という事実の前に、僭越ながらこんな文章を綴らせて頂きました。
いまこの文章を読んで携帯に手を伸ばし、「言い過ぎてごめん。」と電話を掛けて下さる方がおひとりいることを願って。
そして「直してほしいこともあるからちょっと話を聞いてほしいんだ。でもその前に、命懸けで宝物を運んできてくれてありがとう。そのことを忘れていた。ごめんなさい。」そう言って、ホロッと来ない女性はそうそういないと思うのです。