これまでとこれからのあいだ
インターン記録の更新が滞ったまま、
あれやこれやをしているうちに気づいたら8月も終わりに。
1月 年明け、期末試験
2月 インターン始動
3月 富岡滞在
4月 新学期始動
5月 ゼミの6月のイベントに向けて準備
6月 準備と開催
7月 就活
8月 就活、自動車学校
こんなかんじで気づけば、8月。
自分の中では6月からずっと足踏みしてるような感覚で、
こうやって振り返ってみると動いていたなあ、というかんじだけれど。
選択肢に溺れる
働いてみよう、そう思って就職することに決めた。
そこまではよかった。
今まで、自分が何をしたいのか、考えているようで、考えていなかったことに気がついて、選択を迫られることはすごく苦しかった。
違和感を抱えながらも動いて、動いて、動いた。
何をしてるかわからないまま、みんなと同じように、頑張らないと。そうでなきゃいけなかった。
足を止めるのは、怖かった。
分厚くなった皮膚
大学で先生と話している時に何に悩んでいるのかわからなくなって、とこぼしたことがあった。
今まで吐き出せなかった自分の中の暗い色をしたドロドロがじんわり滲んできて、流れ出て、止まらなくなった。
「皮膚が分厚くなってるね、ずっと気持ちを抑えてきたから」
と、先生。
「よく見られなきゃ」
「真面目にしなければ」
幼い頃から行動原理はいつもそうだった。
いつも人目を気にしていて、自分がどう思うかということよりも、他人に喜んでもらえるかどうかが大事だった。
ふつうにみえる私たちの家庭内は不安定さがないわけではなかった。振り返ると複雑だったし、今福祉を学んでみて、気づくことも多々ある。
けれど、高校生頃になると両親のしんどさも理解できたし、良い家庭だと思い込みたい自分もいて。
なんとなく、当たり障りのないような選択肢を選んで、それを自分で選んだと思い込んできた。
そうした自分の弱さには蓋をして、福祉の道に進むことにした。
見てこなかった自分の弱さは、どんどんどこかで大きくなっていたようで、
私は「やりたい」とか「好き」と言うことはおろか、思うことができなくなっていた。
皮膚が、分厚くなってるんだ。なんにも感じなくなってるんだ。夜の帰り道、そう思うと虚しくて苦しくなったけど、理由に気づけてよかったと思う自分もいた。
壊して、またつくりたい
何かをずっと、外に求めてきたけれど、
今は内向きの視点を大切にしなれば。
まず毎日、何かしら自分で決めることを小さくてもいいから続けたい。
今これ食べたいから食べる。とか、
今これしたいからする。 みたいな。
自分の運転席に、いつも自分が乗って操縦できるように。
考え方も変化するものだと理解して
自分を壊して、変形させて、くっつけて、
まるでこどもが粘土であそぶのと同じように、
自分で、
じぶんの
好きなかたちを
つくっていきたい。
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