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ケガから復帰する際のタイミングや行うべき心構え。

捻挫や肉離れ、打撲などのケガから復帰して、運動を再開した後に違う箇所の痛みが出る選手も少なからずいるようです。

ケガをした分取り返したい気持ちがあるのはわかるのですが、
やはり、ケガ明けのコンディションはあまり良いとは言えない状態です。

ケガを治す間、患部周囲はもちろん、患部外の筋力や柔軟性、バランス感覚の低下により、健側の方に負担がかかり易くなっています。

早く復帰したくて無理をしたために、腰や臀部の痛みが新たに出現する選手もいました。

受傷時の初期対応はもちろん、その後につながる復帰までのプロセスをどのように勧めていくかはとても重要になります。

休んでいる間も、その競技の中で弱化させたくない筋肉や低下させたくない関節の柔軟性を高めるエクササイズはとても重要なので、常に復帰した後のイメージを描きながらコンディションを戻していきたいですね。

チームにトレーナーはいないので、そこまで細かくは難しいよと言われるなら、ぜひ専門のトレーナーがいるクリニックや接骨院、治療院、コンディショニングジムのアドバイスをもらってください。

間違いなく、ケガをする以前よりも、逞しくなって復帰できることでしょう!

私がいつも選手やリハビリを行う際に意識していることです。

①患部の状態
・非荷重での痛みは無いか。
・荷重時の痛みは無いか。
・腫れや関節動作での痛みは無いか。
②筋力
・患部の筋力は健側とほぼ変わらない力が戻っているか。
・患部と同側の患部外の筋力も健側とほぼ変わらない筋力か。
③バランス能力
・患側の下半身や上半身のバランスは安定している。
・健側、患側の上下半身のバランスに左右差は無いか。
④柔軟性
・患部の可動域に左右差が少なくなっているか。
・単関節だけでなく、複合関節の動きも左右差なくバランスよく動かすことが可能か。

上記の機能が改善し、
屋外のスポーツ、走る動きがある競技は
ダッシュする能力を、痛みなくできるかどうかを繰り返しできることが、
最終的な練習参加できる目安では無いかと考えます。
(状態は個人差があるので、患部の状態や、全体的な能力で変わることもあります)

焦らずに、ケガをした時からが復帰へのスタートラインですからね。
すぐに切り替えは難しいですが、さまざまな専門家と相談、連携をとりながら、復帰に向けた方向へ向かってもらいたいと思います。


次回は復帰に向けて行っているエクササイズなども紹介できればと思います。


スポーツ選手だけでなく、日頃の運動や仕事や家事などで痛みなどの症状を抱えている方も必要なエクササイズはたくさんありますよ。

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