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過去の日記を読み返して思ったこと。

私は高3からほぼ毎日日記をつけてきたのだけど、
昨日、家の荷物を断捨離&模様替えしていた時にその日記帳が出てきた。

久しぶりに見た自分の日記。自分の気持ち。
もちろん、懐かしかったのだけど、それ以上に自分の成長や日々の気持ちの変化を見るのが面白かった。

日記を書いていた理由は、その時、その瞬間に感じたことを全て記録しておきたかったから。

人間は忘れる生き物だと思う。

嬉しかったことも、辛かったことも、
「今日のこの出来事は絶対に忘れないだろう」とその瞬間に思ったとしても
人間の記憶に絶対はないと思う。

仕事とかでも、「あれ、私そんなこと言いましたっけ?」とか
「頼まれてたあの仕事いつまでだっけ?」とか
メールや書き込みなどで記録がないと曖昧だったりするように、
日記はその時の気持ちを新鮮な状態で記録するのにすごく良かった。

当時の私はその出来事や感情をありのまま記録してた。
いいことばかりではなく、苦くて恥ずかしく辛い思い出もたくさんあるけど、
すごく人間らしくて、「あ、私ってこの時こんな感情だったんだ」ってリアルに伝わって来た。

実は最近、いや、この数年で自分が良くわからないと感じることが増えた。

自分はこんな人間だったけな?
昔はこうだったような気がするのにな。
なんかモヤモヤするな、とか。
最近疲れてるな、とか。

そんな時に、日記を見返すと自分と対話が出来てすっきりする。

人間の記憶の話に戻るけど、
多分過去にこんなことがあったっていう出来事はみんな割と記憶に残っていると思う。

親と喧嘩したとか、
恋人ができたとか、
仕事でミスをしたとか。

でも、その時その瞬間に自分がどう思ったかの感情まで覚えてますか?

感情って、その時に生まれてすぐに鮮度が落ちていく「生もの」だと思うんです。
時間が経つにつれて痛んでしまう。

1日1日を大切に過ごしたい。
与えられた命をめいっぱい楽しんで生きたいと思っているのに
なんだかモヤモヤしていて。

そんなタイミングで過去の日記を見返せたことで
やっぱり自分の気持ちを素直に記録しておくことって大事だなと
再確認したのでした。

毎日仕事に追われて生活をこなすのに必死な日々の中で
いつしか日記も止まってしまっていたけど
最近自分の感情の感度(鮮度)が落ちていたような気がしたので
アウトプットをまたはじめてみようと思います。

本当はノートに手書きするのがいいのだけど、もう過去の日記が何十冊も溜まってて荷物増やしたくないのでデジタルで。笑


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