ガルラジ公式サイト閉鎖前に書き残しておきたい感情

　遂にこの日が来てしまった。この手の事で復活した事例が無いとは言わない。(確かダイナゼノンになる前にグリッドマンの垢が一回消えてた)
　けれどもここは限界集落。僕は定期的に狼煙をあげ誰か来る事を祈り続ける土着民に過ぎない。石油王が来て俺が集落を買い取る！なんて奇跡も起きなかった。彼岸と此岸の縁が絶たれたとは言わないが村はここだよと示していた看板が無くなる現実だけは変わらない
　正直心のどこかで認めたくないから去年の特別編unlimitedが終わってから感想noteを書けなかった。物語は一区切りつき、彼女達は人生という冒険に旅立っていく。僕の人生が停滞しているから置いていかないでくれと心のどこかで叫んでいたのかもしれない。まあそんな事は余談だ。ガルラジのお陰で本当に僕の人生は知らないものにたくさん出会えた。マジで人生どん詰まりに至って桜泉を買いに行った後に我が友人に悩みを相談した事も、養老酒造さんの営む酒蔵カフェ櫂でご飯を食べて己のこれまでの食生活の不徳を恥じる事も、雨の中富士川の海沿いを歩き回る事も、友人達と金沢の貸民家で手取川を飲みながらMTGに興じる事もガルラジに出会わなければなかった。出会えた事には本当に感謝しているしまだ行けていない岡崎や御在所もちゃんとその景色を目に焼き付けたい。終わりを惜しむのではなくガルラジで出会ったあれやこれやのこれからを寿げる人間でありたい。そう強がってこの短いnoteを締めたい

(BGM 私の銀河/謎のアイドルX〔オルタ〕)