16節チェルシー戦振り返りとアーセナルウィメンのこれからについて
割引あり
現地時間3月15日19時キックオフのアウェイチェルシー戦を振り返ろう。
スタメンは以下。
結論から言うと、完敗だった。
その一言で終わってしまうのだがきちんと記事にしなければならない。
アーセナルは立ち上がりから固さが見られた。ソックスを忘れて履き替えるという不測の事態があったことは少々のエクスキューズになるだろうが、それも含めて自分たちの失態である。(アイデヴァルは会見ではそのことを言い訳にしなかった)
アーセナルはボールを「持たされている」のが明らかであり、チェルシーのショートカウンターが面白いように牙を剥く。
一方で守備に回った際には、この日かなり自由にポジションを取っていたジェームズを捕まえきれず、彼女がボールを持つ度に何枚も剥がされては好機を作られてしまった。
CFにブラックステニウスを起用したものの彼女の得意な裏抜けを活かすようなスルーパスやフィードを狙うこともなく、課題としているセットプレーも全く対策、工夫が見られなかった。
攻守どちらも噛み合っていなかったので敗戦は必然だった。
試合内容自体は特筆すべき点がなかったのでこの程度に留めておく。
これからはアーセナルウィメンのこれから、そしてアイデヴァルが就任してからのアーセナルウィメンの評価について検証していきたい。
アイデヴァルが就任したのは2シーズン前で今季が3シーズン目となる。サッカーの世界では「監督3年周期説」なる言葉がある。
とりわけビッグクラブでは「3年で結果を出さなければならない」と言い換えることも出来るだろう。
ここでアイデヴァルの残してきた「結果」について検証してみよう。
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