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試合時の糖質補給について
予選と準決勝、決勝の間にいかに身体を回復させるかが勝敗を分ける重要なポイントになってくる。疲労の種類には数多くあるが、今回は消費したエネルギーの回復にフォーカスする。
消費したグリコーゲンはできる限り早く炭水化物を摂取することで回復を早められる。できる限り早くというのが重要。具体的には1−1.2g /体重/時を4時間継続して摂取する。以後は通常通りの食事をおこなう。例えば60kgの人は60-
14/12/2020
競泳人生最後の泳ぎ込み。これから練習ノート感覚で綴る。大した内容ではないし、見られるのは恥ずかしい気持ちもあるし、とりあえず自分の記録として残しておくだけなので、有料で公開します。しょうもない文章ですので買うのはお金の無駄です。
もっとみる人生で1番泳いだ半年
今回はリオオリンピック選考会前に行った強化について。どんな練習をしていたか、どうやって乗り越えてきたかについて書きたい。
2015年秋から2016年春の半年間。自由形強化事業の一環で1 カ月間のグアム合宿を2度させてもらった。この半年間、練習のトータル距離はほぼ毎回9000m越え。およそ1800km。東京から上海まで泳いだことになる。下向きで泳いでいる時間が長いせいで日焼けが半端なかった。
競泳人生の振り返り〜社会人編
大学卒業後ミズノスイムチームとして水泳を続けさせてもらっている。
入社後、日本新記録を樹立してから6年。大学卒業後も田中先生に教わってきたが、コーチが変わったり、手術をしたり色々あった。学ぶこともたくさんだった。6年ベストが出ていないのもあって今回は話が重くなってしまう。
前回の記事はこちらから
日本記録を出したのは入社してすぐの6月のジャパンオープン2014。監督からプレッシャーをかけ
水泳人生の振り返り〜大学編
人生の最大の転機。大学編に突入。
インターハイ12位で全国大会の決勝にも残ったことのない選手が日本代表に入るまでの話。
前回は高校までを振り返った。もっといっぱいエピソードはあるが後々少しずつ書いていく。
名匠、田中先生の勧誘によって進学が決まった鹿屋体育大。鹿児島県の右側。鹿児島空港からバスに乗って1時間40分。交通の便が良いとは決して言えない、そんな場所にある。施設としては最高で、
アウトプットと頭の整理
コロナウイルスの流行によって中止になった東京オリンピック選考会。
4年間この日のために準備して選手生命のかかった試合がいきなり無くなった。
やり場のない気持ちと何か残したいと思っていきなり始めたnote。
競泳選手として日本の上位になってから10年。いろんな経験と知識がついた。せっかくなのでそれをシェアしたい。そう思う。
まずは自分の競泳人生を振り返って書いてみる。
水泳を始めたのは両