憧れの広島
写真が逆さまなのが直らん
ほんとうは広島へいって
おいしい柑橘類の果物をたべるつもりやった。
宮島(これは海と船)へいき、尾道(これは山と空)へもいく。
海の青さは"うっとことちゃうわ"と思いながら、家へ帰る。焼き牡蠣をたべ、お好み焼きを持ちかえり、柑橘類の果物でかばんを膨らませて帰る。ちょっと慎重にかばんを持つ。柑橘類の果物がつぶれないように。
それが叶わない。
"叶えられるまで"当面なのか、じきになのか。
ついネガティブなニュースの受け取りかたをしてしまう。
スーパーポジディプでなければ、やっぱり"この事態"はまずいと思う。世界的にも。
テレビの中のひとの言葉ですぐに腹が立ってしまう。
あと不安しかない気もする。
わたしの運命が変わってしまう前に、この世界を助けて。
もう家にいることも飽きる、というか"外がこわいので仕方なしに家にいる"のが嫌だということに気づいてしまった。
徒歩圏内の本屋さんが開いていることも知ってしまったし、すきなお菓子やさんも時短で開けていることを知ってしまった。
たぶん、気晴らしに少しだけ電車に乗ったり(定期券範囲内)するのだと思う。マスクをして。
珍しく家の窓を開け放ってみた。
ラジオが言うには"空気が乾燥しているので換気とお洗濯には適していますが、火の元にはお気をつけください"という天候。
すこしだけ子どもたちの声がした。
あすは寒いらしい。
行くはずやったライブチケットの払い戻しのお願いをしなくてはならなくて、電車へと乗らなくてはならない。
まだ家にいて2日目やのに、もう外がこわい。
きょうは、わたしがぱっぱ ぱっぱ話してしまう関西弁に慣れてはくれるものの(それも早い)驚いて、はじめから終わりまでわたしの言うことを復唱させてしまう髙橋さんへの波長あわせとして独り言を"東京の言葉ぽく" "です・ます調で"をテーマにした。
なんかタラちゃんぽくなって、こまった。
これじゃあ、ますますからかわれる。
でも、それ嫌じゃあないな。