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1つのことをコツコツ続けるために大切なこと
こんにちは、かやんぬ(@kaya_uni)です。
10月末に、Twitterで仲良くさせてもらっている診断士同期の清水さんがフルマラソンの誘いをUPしていたので、うっかり申し込んでしまいました。
【診断士界隈🏃みんなで走ろう🏃板橋Cityマラソン】
— 清水@簿記2級勉強中+第22回キャリコン試験 (@shimizu_sme) October 18, 2022
2023年3月19日(日)に開催される板橋Cityマラソンにみんなで出走しましょう🏃
初めてのフルでも安心の7時間制限🏃
終わったらみんなで打ち上げ行きましょう🏃
参加の方は「参加🏃」とリプしてください。
迷ったらGo🏃https://t.co/XMlh7dCDXA
フルマラソンに本気になった理由
フルマラソンに申し込んだ時点では「無理ならまぁ、諦めるか」くらいの気持ちだったのですが、
「というか、今から始めて(その時点で10月20日ころ)3月末で本当にフルマラソン走れるのかな?」
と気になって、今の私の情報からフルマラソンまでを誘導してくれるサービスやアプリを探してみることにしました。
結果、見つけたのが「RunKeeper」というアプリ。年間4,800円ほどするのですが、1週間ほど無料で使えるます。
「1週間のうちに1回も走らなかったら解約しよう」と思って使い始めることにしました。
余談ですが、アプリを使い始めて1週間のうちに1回も走らなかったのですがうっかり解約し忘れてしまって4,800円を払うことになったので「もったいないわー!」と思い、翌日からランニングを始めることになって結果、オーライ!
このアプリの嬉しいところは、
今の自分(どのくらい走れるか、週何回くらい走るつもりか)
目標(いつまでにどのくらいのペースで何kmくらい走りたいか)
などを入力していくと、フルマラソンまでに自分が走れる回数で、どんな練習をしたら良いかのプランを組んでくれるんです!
私の場合は、たぶんこれが良かった。
ゴールを達成するまでにやるべきことが見えて、しかも自分が可能かなと思う範囲でできると思えたので、「やってみよう!」と思えました。
ということで、11月1日から始めたフルマラソンへの挑戦は、11月中は全部で12回、65km、8時間48分走ることができました。
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そのなかで、「今回やってることっていろんな場面で活かせる学びがたくさんあるな」と思った点がいくつかあるのでご紹介します。
ランニングを1ヶ月続けたことで得た学び
1.ゴールまでの信じれる道筋を明確にしておく
この、「自分が達成できる」と"信じれる"ことがとても大切なのですが、「これをやれば達成できる」という道筋があると私の場合には「やってみよう」と思えるようです。
逆に「これをやって本当に大丈夫なんだろうか?」ともやもやしている間は行動力が低下します。
かと言って、やる前から完璧な計画なんてできないし、今回RunKeeperが提案してくれたプランも守れていないところも多々あり、計画の見直し見直しをしながら走っているのですが、最初に「私、行ける!」と自信を持てることは大事な気がします。
診断士の勉強も、最初から勉強を始めるのではなく、最初の数日は「勉強方法」について調べました。その後、自分なりに「行ける」と思えるプランができてから走り出した気がします。
2.とりあえず目先の目標まで頑張る
ランニングもようやく10kmを走れるようになってきましたが、ランニング初日は1kmも走り続けることができませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1670311211538-x8jf7T0tGk.jpg?width=1200)
10km走れるようにはなりましたが、まだまだ42.195km走る実感はありません。
そして、実は2kmあたりを走っているときが1番辛いです。「あと5倍も走るのかぁ……」と萎えそうになるので、いつも「とりあえず次の橋までは走ろう」「とりあえず次の曲がり角までは走ろう」という感じで、いつも目の前の小さな目標まで走っています。
これを積み重ねていくと、気がつくと8kmくらい走れていて「あと2kmなら走れる!」という感じで10km走っています。
この感じでいけば20kmくらいは走れるのでは?と思えるようになってきました。
3.仲間の力を借りる
冒頭の清水さんがランニング仲間として君臨している以外に、現診断士受験生のまさてらさんという方がランニングの先輩としていろいろとアドバイスをくれています。
ランニングアプリが提案してくれたプランも良いのだけれど、その通りにこなせないときも多々あるので、もっとおおまかにどんな目的で練習をしたら良いか、というのをアドバイスくれる方です。(別にプロのランナーではないはず)
他にも、親友が岡山でランニングをしており、フルマラソンを4時間以内で走って新聞に名前が載っていたりもするので、「ランニングの後、何食べてる?」とか細々したことを相談しています。
あとは、診断士の交流会に行った際に、清水さんと一緒に20人くらいの方に「フルマラソンに出ようぜ!」と声をかけてまわりました。
結果、10人くらいの方が「出ます!」と言ってくださり(参加率高いな)、Twitter内でランニンググループもできました。
4.楽しくなるアイテムの力を借りる
私はランニングを始めて「ガーミン」というスマートウォッチを買いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1670311523877-Yc0YSg9DuW.jpg?width=1200)
正直、時計をつける習慣もなかったしスマートウォッチなんて(欲しいけど高そうだから)一生買わないだろうな、と思っていたのですが、ランニングを始めて、スマホを持って走るのがイヤになってすぐに買いました。
5万円ほどしました。
自分が走っているペースがひと目でわかるのは嬉しい!軽いし!
余談ですが、こういう時、自分で働いて自分のお金で好きなものを変えるって幸せだなって思いますよね。
とにかくこの時計が可愛いので、お風呂以外は肩身離さずつけていて、「私はランナーなんだー!」と自意識高い系を突っ走っています。
5.他人の評価を気にしないことをする
最後に、ランニングを続けていられる理由の1つに、「他人の評価が気にならない」という点があります。
最近、世の中と簡単に繋がれてしまうので、何をしても人から評価されたり比べられたり比べたりしがち。ブログ書いたらPVが気になるし、note書いたら登録者やすきの数が気になるし、Twitterしたらフォロワーとして数字に表れるし。
もう、他人の評価からの数字ばっかりイヤ!
そんななかで、なぜかランニングにおいては、ほかの人が早いのを見ても「すごいな」と思うけれど、「だから私も!」とか「悔しい」みたいな気持ちは一切湧いてこないんです。
理由はわからないのですが、個人的には「あまりに経験が浅く、そもそも私にとっては不得意分野だから」というのがあるのかもしれません。
自分のなかで、人と比べずに楽しめて、かつ、練習が着実に力になっているのが楽しいので今のところ続いています。
診断士受験生時代にもやってた
思い返せば、これらのことを全部、診断士の受験生時代にもやっていました。
合格のために必要な勉強時間やタスクを書き出して、遠くを見つつもあまりに距離があると萎えるので、「まずは机に向かう」「あと1問解く」みたいな小さな目標を都度都度設定して。
タイムラプス(アイテム)を使って、Instagramで勉強の様子を発信しながら友達を作って、2次試験は相対評価だけれど突き詰めると自分との勝負なので他の人がどうだから、というのはあまり気にせずできていた気がします。
1つのことをコツコツ続けるために大切な2つのこと
1つのことをコツコツ続けるために大切なこと2つ、というテーマで書いてきましたが、実は本当に大切な2つことは、これです。
1.成功体験から自分に合ったやり方を見つける
私がランニングを(今のところ)続けられている点から、この成功体験を分析してみると上記のように5つの理由があったことがわかりました。
ただ、これは万人にあてはまる成功法則なわけではなくて、私にあてはまる成功法則です。でも、このように「自分が夢中になれたとき」とか「長くコツコツ続けられた経験」の成功法則を探してみると、あなたにとって成功法則を見つけることができます。
この「過去の成功体験から自分なりの成功法則」を見つけて、今や未来の自分に活かす、というのはコーチングでもよく取り入れる手法です。
ぜひ、自分の過去の成功体験から、今の自分を成長させるために使える成功法則を探してみてください。
2.自分が楽しいと思うことをする
もう1つ、めちゃくちゃ大事なのは、やっている行為そのものが楽しいと思えることです。
私は元ヨガインストラクターなのですが、ヨガももちろん好きなのですが(本当はヨガ哲学が好きでインストラクターになった)、ヨガをするよりも走っている方が性(しょう)に合っている気がしています。
立ち止まっているよりも、1mmでも前に進みたい、という性格の現れだと思います。
余談ですが、お店選びで私は、最悪見つからなくてもいいからとりあえず歩いてお店を探したいタイプ、夫はスマホで良さげなお店を探して電話して空きを確保してから歩き始めるタイプ。お店が事前に決まってないとだいたい揉める。
勉強することも好きだし、走ることも好きだから、結果にどうつながったとしてもそこにかけた時間を「楽しかった」と思える。
最近読んで面白かった3冊くらいで立て続けに「自分が楽しいことをやる」ということについて書かれていたのですが、正解がない時代だからこそ、これって本当にすごく大切な考え方です。
特に資格の勉強なんて、取得した後の方が長くその分野に関わっていくのだから、今学んでいる分野自体に興味がもてるものでないと後々苦しいです。
話が変わりますが、ヨガインストラクターには国際ライセンスというのがあって、その認定講座が200時間ほどあります。200時間を終えてやっと卒業という時に師が以下のように言われていました。
今みんなは200時間がやっと終わったと思っていると思う。でも、この200時間はこれからヨガを学び始めるための土台、基礎であってまだ学びは始まっていない。これからやっと本当の学びが始まるのです。
今年5月に登録したばかりの私が言うのもあれですが、診断士の試験も同じでした。
診断士の試験合格に向けてめちゃくちゃ勉強したけれど、実践に出てみたら足りないことばかりで、「こんなの使うか?」と思っていた相続の表とかめちゃくちゃ大事だし「なんで私の頭はこう忘れっぽいの?」と嘆く日々です。
でも勉強そのものが楽しいし、それで誰かの役に立てていると感じることが楽しいから続けられています。
逆に、診断士の勉強内容に興味が持てずに苦しい方は、資格を取得してからはもっと辛いから、早めにほかの資格に変えるのも手です。
ということで、「自分なりの成功法則を見つけて、自分が楽しいと思えることをする」これが最強!というのが、私がランニングから1ヶ月かけて学んだことでした。
「面白かった!」と思ってくださった方は「すき」をしてもらえると、また次を書く励みになります。読者登録が200人を超えると、嬉しくなり書く本数を増やそうかな?と考え始めます。