犯罪を犯すという言葉

私は犯罪系のニュースを見るたびに、この言葉を脳内でも言葉でも発しようとして、そしてピタッと止まってしまう。
「犯罪を”犯す”って重複表現やろ」
って。

と言うわけで今回の記事は実にしょうもない内容になります。あまり読む価値もない独り言オブ独り言です。

「罪を犯す」であれば、例えば「お金を盗む」の内容を表さずに行為そのものを表せる。
では「犯罪を犯す」だとどうなる?
先の例で続けるなら「お金を盗む」を「犯す」となる。
うーん、何だろう…
ちなみに「犯す」の意味には
1.法律や規則を破る
2.他人に逆らう
3.汚し損なう、冒涜する
などがあるようだ。
普通に考えれば1ですんなり通るのだが、それは既に「犯罪」の部分で使われてしまっている。
つまり「犯罪」には「法を破る罪を行う」と言う意味が既にある事になる。

では「法を破る罪を行う」を「犯す」となると…
それはつまり「法を破る罪の、1.行為を破る、2.行為に逆らう、3.行為を汚し損なう」となる。
面倒な言い回しが続いたので、簡易的に言えば「テメェの犯罪はオレが止めてやる!」的な感じになるだろうか。

うーん、何だか上手い事解釈したつもりで、その実しっちゃかめっちゃかな様な気もしてきた。

結局何が言いたかったかと言えばですね。
「日本語って、言葉って難しいな!」
ってだけの話ですね。

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