友だちって
大人になってからの友だちって、めちゃくちゃ貴重だ。
まず、仕事の予定とお互いのプライベートの予定が合わないと会えない。
”学校へ行けば会える”状況ではなくなるから、お互いが会おうと思って、前もって予定を立てないと絶対に会えない。
お互いが誘われるのを待つタイプであれば、何かあったわけではなくとも気付けば疎遠になっていたりする。
大人になってからの友だちって、貴重だ。
予定を立てていざ会ったとしても、なんか違うなと感じたりする。
生活環境や金銭感覚、ものの考え方が合わなくなるのだ。
自分の人生を一生懸命に生きていれば、人は変わる。
だから、久しぶりに友だちと会うときは楽しみな気持ちの片隅に、ほんの少しだけ緊張が織り交ざる。
「友だちはどんな風になっているだろうか。」
「あの頃のように、ただ楽しめるだろうか。」
そんな思いを抱えながら会った途端、さっきまでの気持ちはどこへやら、あっという間に時間が過ぎる。
「話したりない。」
違う場所で、違う人と関わって生きていれば、人は変わる。
誰のせいでもない。
自然なことだ。
それでもなお
大人になってからも
あの頃と同じように、同じ温度で、同じくらいの割合で会話できる友達は
めちゃくちゃ貴重だ。
大切にしたいものだ。