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一年の○○も元旦にあり

皆さんは、どんな元旦をお過ごしですか?
今年はどんな一年にしたいですか?
お正月に計画を立てたり、目標を定めるという方も多いかと思います。

せっかくの節目なので、私が二年ほど前から始めた"元旦にやりたいこと"を紹介します。

新年だからこそやりたいこと、それは・・・。

終活です。
人生の終わりに向けて行う活動、略して終活。

でも、決して、決して暗く重たい話がしたいわけじゃないんです!(汗)
お正月にちょこっとだけ終活するの、意外といいんだよ!
というポジティブなお話です。

もしこの記事を読んでほんの少しでも興味を持ったら、一緒に始めてみませんか?


終活とは

終活とは、自分の死を意識して人生の最後を迎える事前準備や身辺整理を行うことです。

ものすご~くざっくりですが、自分が死んだ後のお金や相続、葬儀に関する情報をまとめたり、身の周りの持ち物やデジタルデータを整理することなどがありますね。

終活を始めたきっかけ

私が終活を始めたきっかけは大きく二つあります。

一つは、数年前に死ぬことを肌身に感じたからです。
新型コロナウイルス感染拡大が起こった超初期、「コロナ=死ぬ」という恐怖心が人々を支配していた頃のこと。
味覚がおかしいと感じたことがありました。
いつも飲む水が苦くて、食べ物の味がなんとなく薄い。
毎日毎日ニュースで見ていたことも相まって、「コロナの症状なのでは..?」と頭をよぎりました。
結局その時は罹患していなかったのですが、「もしコロナだったら..。」と想像すると心臓がバクバクして全身に鳥肌が立ちました。
生まれて初めて自分自身の死をリアルに考えた出来事でした。
(めちゃくちゃ怖かった。)

二つ目は一人暮らしを始めたことです。
一人暮らし中に地震が起こり、ふと疑問に思いました。
「一人暮らしで、もし自分が死んだらどうなるんだろう?」
お金のことや葬儀のこと、一人暮らしを始めてから新しく契約したものもあるし、自分しか知らない情報だって多いです。
家族には伝えていない交友関係だってありますよね。
「突然死んだら、家族が困るよなぁ。」
「死んだ後まで世話かけるのもなぁ。」

と思い、身辺整理しておこうと意外と軽い気持ちで終活を始めてみました。

お正月に行う理由

お正月に行うのがいいな、と思う理由は三つあります。

1.大掃除直後で身の周りが片付いている
大掃除で不要物なモノを断捨離/整理する時期だと思います。
どこに何があるのか、自身が把握できているので終活の際にもまとめやすいかな~と思います。
一年に一度、契約関連やデジタルデータの整理なども行うと終活も取り組みやすいですよ!

2.比較的時間を取りやすい
時間的な余裕があるため、身の回りの整理がしやすいのでは~と思っています。

3.一年の計画や目標を立てると同時に行いやすい
これが一番大きな理由です。
お正月に一年間の目標や、やりたいことを書くという方も多いかと思います。
(『一年の計は元旦にあり』と言いますよね。)
この一年どうやって生きていきたいかを考えるのと併せて、もしこの一年で死んだらどうするかを考えてみるのもよいかと思います。

どんなことをしているのか

私が終活でメモしていることは、
・個人情報
・大怪我や訃報の際に知らせてほしい友人/知人
・葬儀の規模や価格の希望
・遺品となる持ち物をどうしてほしいか
・解約してほしいサブスクや契約関連
・削除してほしいデジタルデータやSNSアカウント
などです。

実際にテンプレがあったり、終活用のノートは安く売っていたりします!
それを埋めるように進めればだいたいOKだと思います!

(ちなみに私はダイソーのもしもノートを使っていますよ~。)
https://jp.daisonet.com/products/4549131941128

最後に

突然の告白ですが、昨年に身内を亡くしました。
病気や怪我などではなく、不慮の交通事故でした。
まだまだ元気だったし、本当に全く予測し得ないことだったんです。
その時、「人生、本当に何が起こるか分からないんだな」と強く思いました。

若い人や健康な人でも、明日何かの間違いで命を落とすかもしれません。
何が起こるか、いつ死ぬかは分からないけど、死ぬことだけは全員に必ず起こる確定事項です。
元気だったり若かったり健康な人ほど、日常生活でいきなり「よし、終活やろう!」と思い立つ人はそう多くないんじゃないかな~と思います。

一度終活して情報をまとめちゃえば、その後は毎年更新や確認だけで十分だと思います!
私が終活する理由は「死んでまで家族に迷惑かけたくないから」ですが(笑)、「もし自分が死んだら」と想定することでより一層「この一年どんなことをしたいかな」と一年の目標や、やりたいことも考えられますよね。

年に一度の恒例にしてしまえば取り組みやすいのでは~!?と妙案を思い付いた気でいるので、ぜひ一緒にやりませんか??

今回の記事は、そんなお誘いでした。

ではでは、皆さま
本年も何卒よろしくお願いいたします。