自分の中の誰かさん

── 多重人格について


最近のTwitterやnoteで記憶を無くす場面があることを綴った。原因は2パターン考えられる。

1つ目は薬の濃度が体に対して合っていない場合。2つ目は「自分の中の誰かさん」が体を使っている場合。意味が分からないよね。自分で書いていても、意味分かんねぇなって思うのだから。他人から理解されないのは、当たり前だ。

ぼくは、生育環境だったりストレスだったり 自身の発達障害による生きづらさだったり… そんなものを抱えるうちに 「解離性障害」 になっているらしい。

「解離」自体はみんな普通に起こしている。
 例えば、授業中に上の空で考えごとしていたら内容が先に進んでいたとか、話やスマホに夢中で電車を目的駅で降りそびれちゃったとか。みんな、1回くらいは思い当たる節ない?
 自分の感情とその場の物事がバラバラになるのが、解離であり、普通の解離はなにも問題がない。
(素人が伝わりやすいように書いてるから、厳密さには欠けてるよ。念のため、ね。)

自分の場合は、一歩進んで「解離性同一性障害」の気がある。世間一般での いわゆる「多重人格」である。
信じてもらえるのだろうか。拒絶されるだろうか。
否、そこはどうでもいいのだ。

今回、このnoteを書こうと思ったのは、
この多重人格を公表しようと思ったからだ。
急性期には、ごく限られた人間に伝えさせてもらいサポートをしてもらった。今は、統制をとってくれる人格がいるし、何より勝手な人格交代がかなり減った。これにより、日常生活は幾分過ごしやすくなっている。

とはいえ、長いスパンで記憶が無いパターンが出てきたことも事実だ。きっと本体である「はるな」を休ませて、統制者が活動していたのだろう。おかげで、役所の手続きもメガネの修理も部屋の片付けも一気に進んでいた。しかし困ったことに、こいつはあまりメモをとらない。明日も自分が活動するという自負があるんだろう。よって、とある日に「はるな」として完全に意識を持つと分からないことだらけになる。助かる~と思うことも多い半面、どこでもらってきたどこへ出す書類なのかが分からなかったりと、そこそこの混乱を残してくれるのが統制者である。

ぼくの体には、「はるな」含めておそらく5~6人いる。別のやつが住み着いているという面倒な事実がある時点で正直、何人いようが気にならない。
それぞれ年齢も性別も性格も特性も異なる、かわいいかわいいお友達だ。約1名とても可愛いにはくくれない問題児がいるのも事実だが…

今回は、多重人格であることの公表・多重人格を身近に感じてもらうことを目的にnoteを書いている。
だから、あえて各々の人格たちのことは書かない。
いつかまた改めて書くことにする。

とりあえず交代中の曖昧な時にめちゃくちゃな行動をしてたり、幼い人格が電話かけまくったり、ご迷惑おかけしております。
& 幼い人格の相手をしてもいいよと思ってくれる方、もしもいたら手を差し伸べてください。彼女はルールは守れる子です。この人は助けてくれるかもしれないよって伝えてあげたい。何ができるか分からずに泣いてる時もあるみたいなので。
(お願いをするとしたら「〇〇にノートがあるから、探して読んでごらんって伝えてあげてほしい。」 とかその程度です。)

おもろいな でも、関わってみたいな でも良いので
興味を持った方、気軽に連絡ください。
特に当事者の方、もしいたら是非に。
noteをたまたま見かけた通りすがりのみなさんも含めて。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
近いうちに、またこの場所で。

いいなと思ったら応援しよう!