Chrome OS Flex を諦めて
ChromebookやCloudreadyを試していたため、Google謹製となったCloudreadyである「Chrome OS Fles」にも興味を持った私。
おりしも新型コロナウィルス陽性で10日間の自宅監禁状態だったので、試してみることにしました。
インストール用USBメディアの作り方はCloudreadyの初期にあった、Chrome拡張機能に「リカバリ(復元)」を入れることで作成する方法です。
8GBのUSBメモリを用意し作成しますが、これが異常なほど時間がかかる。
回線速度の影響もあると思うのですが、なんと4時間とかかかりました。
しかも途中で放置していたPCがスリープに入り、最初からやり直すという羽目にも……
そんなこんなで作成したFlex用USBですが、Flexの要求するハードの性能がCloudreadyの比じゃない。
Cloudreadyなら普通に動いていたマシンでも蹴られる始末。
ノートPCを入れ替えながら試してインストールするも……初期起動に失敗。
何故か初期起動に失敗すると、USBメディアも巻き添えに壊れるらしく、フォーマットさえ不可な状態となりました。
気を取り直して再度4時間掛けて別のUSBにメディアを作成開始。
4時間待って「作成できませんでした」
なんだこれ?
どうやらChrome OS Flexの非常に細かく多いパーテーション分割がUSBメモリにかなり負担をかけるようで、その時に再フォーマットできないエラーを引き起こすことがあるようです。
2本のUSBをダメにして、3本目をインストールするも、やはり初回起動に失敗。(今度はUSBは壊れる前に取り外したので、再フォーマット可能でした)
仕方ないのでLinux Mint経由でChrome OSをインストールすると、非常に軽快に動作するではありませんか。
FlexはAndroidアプリは動かないようですし、それなのに重量級OSになっているなら使う意味はどこにあるのか……Linuxにアレルギーがない人なら、おとなしくLinux Mint経由でのChrome OSをインストールすることをおすすめします。
Androidアプリも利用できて、本物のChromeOSなのできっと満足できると思います。