EV暴走事故に思うこと
構造が単純でノウハウが少なくても作れることから、中国や韓国でどんどん作られるようになった電気自動車。
そんな安全ノウハウが無いゆえに、暴走事故が多発しているようです。
こちらのニュースによると、信号無視の車に横から当てられた直後に暴走を開始し、アクセルを踏んでいないのに時速188kmまで加速したとのこと。
電気自動車のアクセルはただの電流操作のアナログスイッチであり、ブレーキも同様で回生ブレーキを搭載しているため物理的な物ではありません。
ペダルはスイッチに過ぎず、中身は電子制御。
おそらく衝突の衝撃でコネクターが外れたか、制御基板が壊れたのでしょう。
結果、アクセルスイッチは「ベタ踏み」と認識されたのではないでしょうか?
またEVに限りませんが、ヒョンデ車のオートクルーズコントローラーが誤作動して、街乗り中に突然高速走行時の速度100km以上を出そうとして事故を引き起こすという故障が報告されています。
「異常があったら止まる」という作りであればよかったのでしょうけれど、どうやらそういう設計にはなっていなかったようですね。
またドアロックが電子式なため、トラブルでドアが開かなくなり、間一髪ガラスを破って脱出したテスラ車ということもありました。
電子制御は便利ですが、トラブルが起こったときに重大事故になる頻度がかなり高いです。
簡単に作れるから、便利だからと安易な気持ちで電子化するより、安全を取った設計にしてほしいものです。
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ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔……
ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。
デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。
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