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本当にEVでいいのか?

こんな記事があった。

充電の煩わしさから5人に1人がガソリン車に戻ったという記事である。

充電時間がかかるということもそうだが、個人的な問題は航続距離だと思うのだ。

最近のEVは昔に比べたら航続距離が伸びたようで、中には300km走れる物も出たようだ。

だがガソリン車の場合、満タンで5~600kmほど走れる。途中で1回の給油をするだけで、1,000kmは走れる。しかも給油の時間は支払いまで入れても5分あれば足りる。これが標準的なドライブだ。

同じ距離をEVで走るとなれば、仮に1回の満充電で300km走れる車種であっても3回は充電しなければならず、急速順電でも3~40分が3回で、2時間は充電に使われる。その間にガソリン車は高速道路で200kmほど遠くまで移動できることになる。

街乗りしかしない人にはEVでも十分だと思うし、街乗りこそ排気ガスを出さないEVが向いていると思う。だが遠乗りには向いていない。

エコに気を使う意識高い系がこぞってEVに移行するもそれを貫かずにガソリンに戻ってくるのだ、どれだけ不都合があるのかは推して知るべき。

鉄道が発達しておらず、移動と言えば飛行機か自動車というアメリカという国では、ガソリン車と同じ様に1回満充電にしたら500kmくらい走れるようにならないと、乗り換えで不満がない状態にはならないとおもう。

そもそも北米大陸を走る多くの鉄道が、電化されていないのが現状だ。電車は都市部だけなのだ。EVに舵を切れる時代はまだ先ではないだろうか?


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葉月 陽
ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。