ヨウヘイ

【今日吃る心配よりいまを発信】カメライター 吃音者としての可能性を模索中

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最近の記事

カメラ初心者がモデルを見つける方法

「ポートレート撮影をやってみたいけれど、モデルはどうやって探すの?」 ポートレート撮影を始めると、最初につまずくのがモデル探しである。作品は自らの名刺代わりになるが、まずは名刺を作ることから始めなければいけない。 今回の記事では、これからポートレート撮影を始めるカメラ初心者へ向けてモデル(被写体)の探し方を紹介していきたい。 身近な人を撮ることから始めよう ポートレート撮影の初心者の場合、最初は身近な人を撮ることがオススメ。 友達、家族、共通の知人など、撮影をお願い

    • 吃音とおしごと

      「ありがとうございます」と「お疲れ様」がどもって言えない。 スーパーで品出しのバイトしか仕事の経験がないまま就職活動をして、 内定が出たのは販売職のみ。 勤められないと判断し、辞退して、バイトと派遣を繰り返した。 電話応対がこなせないから、バイトでさえ採用されるのに苦労した。 はじめての派遣 専門学校を中退したのが19歳の夏。 受験勉強もせず、帰宅すれば教科書を朗読する学生生活を送っていたから、学歴もなければ強みもない。 おまけに吃音者。 唯一得意であったタイピング

      • はじめの一歩

        カメラにはじめて触れたのは10年前。 ちょうど人前である程度話せるようになった頃だ。 最初はただシャッターを切るだけであった。 人前でどもることを恐れて「はい」しか言えないように。 いつからか、それが作品撮りへと変わっていった。 物語は出会いから始まる 彼女との出逢いはコロナ禍の11月。 よく晴れた日のことであった。 SNSで人気投稿によく掲載されていたから、存在は知っていたが、撮影が実現するとは思ってもみなかった。 きっかけは、共通の知人である美容師。 紹介

        • 吃音とポートレート

          ぼくは吃音者である。 どもる。 最初の言葉が出るまで時間がかかることが多々あり、今も悩まされている。 言葉を出そうとすると喉にロックがかけられたかのように、出てこない。 沈黙ではない空白に飲み込まれてしまう。 オトナになった今でも。 "シャッターを切る"とは人との対話 なぜ撮るのか? カメラマンにとっては撮影する機会が訪れるたび、自問自答し、シャッターを切ることによって答え合わせをする。 自在に言葉を操ることを封じられている身としては、シャッターを切ることで言葉以