『破墓』
元々、予告を見て行こうと決めていましたが、都市ボーイズの岸本さんが、ジャパンプレミアにご招待されて、感想を書かれていたので絶対見たくなりました。
韓国映画を映画館で観たのは、本当に片手で数えられるぐらいしかなくて、韓国ドラマもほぼ見てないので、久しぶりな感じです。
予告だけだと、幽霊たくさん出てきそうな雰囲気ですが、思ったほど登場はしません(笑)
呪いの元凶をさぐり推理していく、ミステリー+霊との戦い、な感じです。
もう世界観としては、私の好み100%でした。
破墓する時の儀式のかっこよさ、唱える呪文やお経のかっこよさ。
メインキャラ4名(風水師、巫堂(シャーマン)、葬儀師)のそれぞれが、特技を活かして戦いに挑むかっこよさ。
かっこよさしかない…
そして、韓国の歴史や文化、宗教のごくごく一部を見ることができたこと。
民俗学好きとして、韓国の葬儀の当たり前を知れたことは、新鮮でした(雨の日は火葬しない→良い場所にいけなくなるため。棺桶ごとは火葬しない等)。
ただ日本との過去の戦争の話題も出てきていまして、結構、反日映画だとか言われてて…。
そういうのが気になる人には、実はちょっとおすすめできないかもしれないです。
私は主題はそこじゃない。と思っているので、気にしていません。
そんなこといったら他の国にも、そんなような映画はいくらでもあるし…
でも、呪いの元凶になっている過去のモノを「壊す」という意味では、前向きに捉えている人もいるようです。
私は、できたら前向きに捉えたい派なので、「過去を壊す」考えに賛成です。最後も結婚式のシーンで終わるので、未来志向でよいかと。
ただ監督は日本ヲタクであり、特に日本の妖怪にはお詳しいとのこと。
たぶん私以上に、日本のことを知っているかもしれない(笑)
とりあえず、すごい好きなので、もう1度観に行きたい!
色々調べて解説、こちらが一番素晴らしかったので、残しておきます。
(100%自分用)