燃ゆる秋、ヴァルディギエをクルーズで。
こんんちは、côtéです。
東京都大田区西馬込にあるwine shop&cafe ile de colline(イルドコリンヌ)の中の人(レアキャラ)です。
伊藤忠さんのマンション【クレヴィア西馬込】のロケーション地図、可愛くってわかりやすい地図です!
(イルドコリンヌは左上、ワインのイラストのあたりにあります)
燃ゆる秋。
côtéの住む近くの但馬安國禅寺のドウダンツツジの紅葉を見学に行きました。
本堂越し、お座敷の向こうに見えるドウダンツツジがまるで額縁に入った絵画の様に見え、美しい日本の秋を堪能しました。
さて、カリフォルニアワインをこよなく愛し、今や、日本のカリフォルニアワインの伝道師がオーナーを務めるイルドコリンヌでは、今月末までナパワインアンコールフェアを開催中です。
カリフォルニアワインの歴史って、実は世界的に見て、そんなに古くないの、ご存じですか?
ナパヴァレーで最初の葡萄の樹を植えたのは1838年~39年と言われています。今から184年前です。フランスワインは紀元前600年頃、最も古いといわれる生産地、クロアチアなんて、紀元前2500年頃と言われています。
そんな歴浅にもかかわらず、カリフォルニア、特にナパ・ヴァレーのワインが世界中に名を馳せるほどの高品質ワインを数多く輩出できている理由は、生産者さんたちのたゆまぬ努力の結果なのです。
そんな、ナパ・ヴァレーのワインの振興、、保護、品質向上を使命とし、活動しているのがナパヴァレー・ヴィントナーズ。非営利の生産者団体です。
ワインフェアはナパヴァレー・ヴィントナーズ・ジャパンが主催で行っています!詳しくは是非HPを見てね。
カリフォルニアワインって高いよね、って思っちゃってるあなた!
生産者の並々ならぬ努力があってこその品質なのです!価格なのです!184年で紀元前からつくられているワインと肩を並べるって、すごいことですよ!
ナパヴァレーのワイン、というとやっぱり思いつくのは赤ワインの、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の、飲み心地重たくって、複雑で、果実味豊満で入手困難なワインってイメージでしょうか。
いやいやいやいや。
時代は常にニューウェーブがあちこちに立ち上がります。
ナパヴァレーしかり。
ところで【ヴァルディギエ】
という品種をご存じですか?
ナパでは【ナパ・ガメイ】とも呼ばれていた赤ブドウ品種です。
この品種、南フランスのラングドック・ルーションで多く栽培されているグロ・オーセロワの別名で知られている葡萄で、昔はナパ・ヴァレーでは数多く栽培されていたみたいです。
1980年まで、ボジョレーのガメイと信じられていましたが、遺伝子分析の結果、別の品種であるということがわかり、1999年、1月以降【ナパ・ガメイ】とアメリカのワインラベル表記が禁止となった経緯を持ちます。
飲み口的にも、アルコール度数低めで、ライトからミディアムボディになる傾向で、そういった意味でもボジョレーのガメイみたいって思われちゃった所以でしょうね。
クルーズ・ワイン・カンパニーはそのニューウェーブの代表格、カリフォルニアワインの異端児とも呼ばれるマイケル・クルーズさんが手掛けるブランドで、カリフォルニア特有のピュアな果実味と透明感、そしてしっかりとした骨格を持つ感受性の高いワインを造ります。
ナパ・ヴァレーと記載のあるスパークリングってめちゃくちゃ珍しい!
しかも原点回帰ともいえるマイナー品種ヴァルディキエ100%!
そして、2020年ヴィンテージは例年とは違うブラン・ド・ノワール仕上げ!
実はこのスパークリング、例年ではロゼスパークリングでしたが、COVID-19 とカリフォルニアでおこった森林火災の影響で、製造過程を工夫し2020ヴィンテージは白のスパークリング(ブラン・ド・ノワール)に仕上げられました。
森林火災が起こると、どうしても果皮に煙の汚染が免れません。それを回避するため、収穫後すぐに細心の注意を払いながら圧搾し、一番搾り果汁のみを使用し、ステンレスタンクで野生酵母のみで発酵。灰やほこりなどを取り除くため、さらに数か月静置させてから瓶詰めされたそうです。
体に染み入るピュアさと泡感も柔らかんだけど、酸もしっかり感じられるので、すごくさわやか。果実の旨みを生かした食卓に寄り添うワインです。
côtéこの秋一押しのスパークリングワインです。
ナパ・ヴァレー産のスパークリングワインも是非お試しください!
イルドコリンヌでも販売しますので、気になられる方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。日本全国配送も行っております!
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12月はワインメーカーズディナーが2件も控えるイルドコリンヌ。毎回、即日満席御礼、感謝感激です。ご興味のある方は是非、LINE公式アカウント友達登録をお願いします!
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