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日比谷音楽祭2024について


イベントについて

日記的な内容になります。
こちらのイベントは、奥さんからの情報で七尾旅人さんが出演される、子供が楽しめそうなコーナーもあり、家族で行ってみてはどうか?ということで、行く事にしました。
調べてみると、同じステージに優河さんも出演されるとのことで、どちらも前からライブで聴いてみたかったのです。
日比谷音楽祭というイベント自体は、2019年から毎年開催されているそうです。
イベントの主旨等の詳しいことはよく知りませんが、コンセプトとしては公式ページからの下記引用とのことです。

日比谷音楽祭は、日本の野外コンサートの歴史をつくってきた音楽の聖地「野音」を擁する日比谷公園で、
素晴らしい音楽を体験できる、誰もに開かれた音楽イベントです。


入場や参加にお金はかかりません。
親子孫3世代、誰もが気持ちのよい空間と、トップアーティストのライブやさまざまな質の高い音楽体験を、無料で楽しめます。
無料での開催は、クラウドファンディングや企業の協賛、助成金によって実現しています。


「資金のサポートを受けるより有料で開催しては」という考え方もあるかもしれませんが、日比谷音楽祭は無料で開催することを大切にしています。
それは、「世代やジャンルや好みを超えてさまざまな音楽に出会える、誰に対しても開かれた場を作りたい。
一人でも多くの人が音楽が持つ広がりと深さ、そして音楽の楽しみを知るきっかけになりたい」という思いがあるからです。


私たちのなかにある「こうあるべき」「これまでこうだった」「これが自分」といった枠は超えていける、音楽の楽しみ方も音楽の届け方も、もっと自由になっていいと日比谷音楽祭は考えています。その一歩として、無料で音楽体験をお届けします。

日比谷音楽祭を楽しんでいただけたら、次はどのような形でも音楽にお金を使ってみてください。音楽を楽しんだ一人一人が音楽を支えることで、音楽文化がより豊かになる。音楽が人々の暮らしに自然に根をはり、日々を豊かにする。そういう新しい音楽の循環のある新しいステージに、みんなで進むことを日比谷音楽祭は目指しています。

https://hibiyamusicfes.jp/2024/about/concept.html

ということで、結果的に非常に楽しませて頂いたので、小額ですが銀行振込の方から寄付させて頂きました(乞食じゃないので、楽しんだのなら定職のある大人としては当然の行為だと思います)。

全体的なイベント自体は、親子参加型の楽器体験コーナー等が多かった印象です。
自分はライブでは対話を求める癖に、交流型イベントは苦手なコミュ障なので、そこは奥さんと子供にお任せしました。
ただ、子供のカラオケ大会では未就学児たちと一緒にうちの子がステージで熱唱しまして、度胸あるな!と思いました。

タイテ
今回ライブ見たのは健康広場のステージの優河さん、七尾旅人さんのお二人だけです。

優河

優河さんは、確か2022年のネット民が選ぶベストアルバムの中に「言葉のない夜に」が入っていて、それで知ったような覚えがあります。

歌唱力が非常に高く、ゆったりと落ち着いた楽曲と伸びやかな歌声に包まれるようなオルタナティブ・フォーク・ロックで、この後のステージの七尾旅人さんとの雰囲気ともあい、幸せな空間でした。
新曲以外は全部知ってる曲だったと思います。
ただ、時間が短い!
もっと聴いていたかったなあ。、と思いました。
※告知で、近く折坂悠太さんとのライブがあるとのことで、こちらも良さそう。

※奥さんに言わせると、優河さんの音楽は「ハワイアンっぽい」らしいです。まあ、確かにゆったりとした感じだからそう感じる人もいるのかな。。

披露されていた新曲(6/12リリース)
優河 - Sunset (Official Visualizer)

優河 - 灯火(Official Music Video)/TBS系 金曜ドラマ『妻、小学生になる。』主題歌 Sea of light by Yuga

優河 - ゆらぎ(Official Music Video)Embrace by Yuga

優河 - 魔法 @ 森、道、市場 2018

七尾旅人

七尾旅人さん知ったのは、フジロックの配信の時くらいからだったか、、
となると2022年のことなので、自分はこの時のフジロック配信を機会に、ライブ参加へのモチベーションが急激に高まったと思われる。
ちょうどコロナ禍で会場参加有りのライブをすると世間から非難されてしまうような、難しい時期だったと思います。
七尾旅人さんも、コロナ禍について2022年のアルバムでテーマにされてますね。

また、羊文学さんが七尾旅人さんのCircus Nightをカバーされていているのですが、自分はそれを聴いて原曲を聴いてみたくなり、ご本人の曲を聴くようになった感じでした。
羊文学 🐑 -『サーカスナイト』- 塩塚モエカ(羊文学)× uami × 君島大空

七尾旅人 "サーカスナイト" (Official Music Video)

そんな七尾旅人さんのことは自分も好きなのですが、奥さんが七尾旅人さんの曲を好きでよく聴いているようで、今回のイベント参加は奥さんからのお誘いでした。
感想としてはxの方で大体書いてます。

七尾旅人さん、何で俺だけ90分も時間枠あるんだ。。とかボヤかれてましたが、前々からフェスでの各出演者の時間枠が短すぎると苦言をされていたようで(確かに優河さんめっちゃ短く感じた)、自業自得かなあなんて仰ってました。
「この日比谷公園という絶好のロケーションで暖かいオーディエンスに迎えられている最高の状況なので…、全曲暗い曲や怒りに満ちた曲をやります!」
などなど、トークも絶好調でした。
やっぱ、ライブって出演者の方の思いを聞けたり、人間性を感じれるところが、最高ですよね。。
90分も時間あっても、半分以上トークだったと思うので、実際は新曲中心に5曲くらいしか演奏されてないんじゃないか?と思いましたが、非常に楽しかったです。
最後の皆で大合唱も。。ウルっときてしまいましたね。

2022年に2枚組のアルバムを出されてますが、既に3枚組くらいのボリュームの曲を作りためているようで、2枚組くらいに抑えないと…と仰ってましたが、自分と近いくらいの年代の方が、これだけ精力的に活動されているのを見て嬉しかったですし、自分も頑張らないとなあ、と思いました。

この日のライブは、既存のアルバム楽曲は「湘南が遠くなっていく」くらいで、現在お住まいの横須賀のこと、トレイシー・チャップマン「fast car」のカバー、パレスチナ紛争や能登地震に対しての思いを歌った曲、失明した妹犬に対しての思いなど、、歌とその一曲一曲に対しての想いも語られ、聴いている自分も情景が目に浮かぶようでした。
横須賀のおばちゃんがスーパーでネギだけ買って、帰りの海の堤防で釣り糸を垂らし、晩飯の魚を調達しようとしている情景とか。。

七尾旅人 "湘南が遠くなっていく" (Official Music Video)
※湘南には実はそれほど想い入れはないそうです

Tracy Chapman - Fast Car (Live)

七尾旅人 - 「Two Palestinians(トゥー・パレスチニアンズ)2024.1.8

七尾旅人「帰り道」2011.3.11東北__2024.1.1北陸

まとめ

優河さんも七尾旅人さんも、前から知ってて好きで聴いてはいたけれど、とにかく色々と新しい音楽を知りたくて色々な人の音楽を聴いているので、最近はそんなに聴いていませんでした。
そうなってくると、色々なアーティストを知れて広く浅くは聴いていくのだけど、アーティストの方が音楽を通して伝えていきたいこと等、深くまで自分に浸透できてないような気がしました。
これからもまだ知らぬ色々な方の音楽に出会い聴いていきたいと思いますが、その中でも「これは」と思った方については、掘り下げて深く聴いていきたいと思いました。

七尾旅人 × 原田郁子 × 勝井祐二 × U-zhaan × rei harakami × zAk × 向井秀徳 - Rollin' Rollin'
→反則なみに好きな人ばかり!レイ・ハラカミさんが生きていたら。。


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