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CIRCUS presents GOLDIE 2025/2/22 CIRCUS TOKYO

概要

2025年2月22日から23日にかけてCIRCUS Tokyoで開催されたGoldieのドラムンベースイベントに行きました。このイベントではGoldieの他に、Fetus、Velocity、Stitch、Dayzeroなどが出演しました。


私はもう30年近く前になるのかな、大学時代にドラムンベースにはまり、クラブイベントに通い、ドラムンベースのCD等を紹介する個人サイトを運営していたことがあります。
高じて、自分で機材を買って曲作りしたり、ハマりすぎて単位を落として留年したり等、青春時代をドラムンベースという音楽と共に過ごしていた時期でした。
その後、ドラムンベースというジャンルの音楽が、今でいうEDM系のイケイケな雰囲気になっていくにつれ、自分的にはどの曲も似たように感じてきました。
またクラブカルチャーでの「踊れる音楽」としてのドラムンベースについては、普段家で聴くには激しすぎるように感じるようになり、徐々に離れていってしまった経緯です。

最近世間ではまたドラムンベースが流行っているということで、最近どうなんだろう、と興味を持ったので、ドラムンべースのイベントにも久々に行ってみようと思った次第です。
そんななか、METALHEADZ総帥のゴールディーが来日してイベントが開催されるということで、なんだかんだで生でゴールディーを見たことがなかったので、行ってきました。

尚、noteの内容としては、xのPOSTをまとめて貼ったもの多めです。

DAYZERO

DAYZEROさんすごいよかったです。
自分はdubstep系のイベントに行ったことがなかったので新鮮な体験でした。
DAYZEROさんは作曲もされているそう。聴いてみよう。

DUBSTEP/BASS MUSICに衝撃を受け、楽曲制作を開始。ダブプレートを用いたDJプレーやライブセットにより、自身の楽曲を中心としたパフォーマンスを行う。現在製作した楽曲は、FatKidOnFire、Encrypted AudioなどのレーベルよりVinyl/Digital EPとして発売されており、Rinse FMをはじめとするラジオ局などのDJ MIXでもプレーされている。今後レーベルからのリリースに加え、日本人プロデューサーであるKarnageとの共作EPの自主制作リリースを控えており、国内外での公演も予定している。

https://clubberia.com/ja/artists/6038-Dayzero/

STITCH

STITCHさん、しょっぱなジャングルから始まり、色々なタイプの曲をかけて会場を盛り上げていました。ジャングル黎明期から活躍する方で、昔コンピレーションアルバムで聴いたことがあった気がする。

ジャングル黎明期オリジネーターの1人であり90年代初期に開局したパイロットラジオ"Defection FM"の創始者DJ STITCH

https://www.dommune.com/streamings/2025/020703/

FETUS

FETUSさん、去年リリースされたアルバムを聴いていたので、もう少しダークな雰囲気なのかと思っていたら、前半ドラムンベースからの中盤以降ガバのような4つ打ち系の感じになり、後半はまたブレイクビーツ系に戻る感じだったと思います。
FETUSさんの4つ打ちあたりから、フロアの客層と雰囲気がだいぶ変わった印象があり、大騒ぎする外人さんも多かったので、フロアにいた自分的にはこの後結構キツい時間帯が続くことにはなるのですが、音楽的には全体的な世界感があり、良かったです!

2022年にリリースしたOyubiとの楽曲“Earnin It”をBen UFOがサポートしたことをきっかけに、「BBC Radio 1」や「Rinse.fm」、「NTS Radio」などでも楽曲がヘビープレイされ、Noisia、London Elektricity、SHERELLEといったドラムンベースやジャングルシーンの名だたるDJからのサポートを受けたFetus。

「胎児」を意味するFetusというアーティストネームは、特定のダンスミュージックのジャンルと紐づかないよう、自身のサウンドは胎児のように何にも染まっていないことを表現するためにつけられており、本作のタイトル『b1 b2』ともリンクしている。Fetusがこの世で出会うことができなかった兄をb1(brother 1)、Fetus自身をb2(brother 2)とし、本作は2人の関係について考える中で制作されたという。

https://spincoaster.com/news/fetus-1st-album-b1-b2

こちらはfetusさんからgoldieさんへの引継ぎのあたりです

Goldie

Goldieさん、本当に圧巻かつ、2時間のプレイで大満足でした。。
改めてプロフィール見てみると、伝説の"KING OF DRUM & BASS"と言われるMETALHEADZ創始者であるだけでなく、俳優業やアート活動もしていたり、大英帝国勲章をもらっていたり、凄い人なんだな。。と思いました。
すぐ近くを通っていかれたので、ちょっとタッチさせて頂いた。。
Goldieさんのプレイは本当に凄かったけど、フロアの熱狂具合もハンパなく、ポストにも書いたように暴れまくってDJブースとかハシゴに登っちゃうお客さん等もいて、ストレスを感じる時間が続くも、なんとか首だけ振って音楽に乗ろうとしてた自分。。
恐らく自分は、海外のクラブイベントに行ったら生きて帰って来れないと思います。
でも、本当に良かったです!

"KING OF DRUM & BASS"、ゴールディー。80年代にUK屈指のグラフィティ・アーティストとして名を馳せ、92年に4ヒーローのReinforcedからRUFIGE KRU名義でリリースを開始、ダークコアと呼ばれたハードコア・ブレイクビーツの新潮流を築く。94年にはレーベル、Metalheadzを始動。95年に1st.アルバム『TIMELESS』(FFRR)を発表、ドラム&ベースの金字塔となる。98年の『SATURNZ RETURN』はKRSワン、ノエル・ギャラガーらをゲストに迎え、ヒップホップ、ロックとのクロスオーヴァーを示す。その後はレーベル運営、DJ活動、俳優業に多忙を極めるが07年、RUFIGE KRU名義で『MALICE IN WONDERLAND』を発表、08年に自伝的映画のサウンドトラックとなるアルバム『SINE TEMPUS』をデジタル・リリース。09年にはRUFIGE KRU名義の『MEMOIRS OF AN AFTERLIFE』を発表、またアートの分野でも個展を開催する等、英国が生んだ現代希有のアーティストとして精力的な活動を続ける。12年、Metalheadzの通算100リリースにシングル"Freedom"を発表。13年には新曲を含む初のコンピレーション『THE ALCHEMIST: THE BEST OF 1992-2012』をCD3枚組でリリース。14年、Ministry of SoundからのヴィンテージMIXシリーズ『MASTERPIECE』を発表、ヘリテージ・オーケストラとの"TIMELESS LIVE"が好評を博す。16年、音楽とアートの功績を称えられ大英帝国勲章MBEを授与される。

https://clubberia.com/ja/artists/3887-Goldie/

VELOCITY

VELOCITYさんも凄い人だった!
Goldieさんのプレイが終わったあと、疲れ切ったお客さん達が一気にフロアから去ったのですが、個人的にはある程度の空間(パーソナルスペース)が無いと気持ちよく踊れないので、とても居心地よかった。。
そして、VELOCITYさんのプレイもジャジーかつファンキーな感じで、とても良かった!

VELOCITY (HE:DIGITAL, W10 RECORDS)
2003年2月、DJ、Designer、VJから構成される7NiNE Productionsの設立に参加。同年、7NiNE ProductionsがオーガナイズするマンスリーのドラムンベースパーティーZEROの始動に伴い、レジデントDJを務める。 Velocityのプレイは、フロアのヴァイブをトレースし、ハード、スムース… オーディエンスが求める音をフロアに響かせている。2005年にはVJソフトMotion Dive TokyoのSound Effectを手がけるなどドラムベースにとらわれない活動を展開。2008年イシバシ楽器、Pioneer主催のC.N.S (CDJ New Style) Battleの第一回大会ではCDJ、Mixer、Effectを巧みに操り、そのスキルを余すこと無く発揮した結果、準優勝の栄冠に輝き日本トップクラスの実力を証明した。オリジナルチューンがCommixやBailey、Random Movement、Makoto、A-Sides さらにはBBC 1XtraでCrissy CrissによりOn Airされるなど、多くのDJにサポートされている中、日本を代表するアーティストMakotoによるレーベルHE:DigitalよりVelocity & Key MC – Ladderがリリースされ、Beatportチャートで20位台を記録。2011年にはUKのDrum&BassレーベルW10 RecordsとHE:DigitalよりEPリリースが決定するなど今後の動向にさらに注目が集まる。

https://www.humanelements.jp/artists/velocity/

全体的な感想

久々のガチドラムンイベントは、とはいえdubstepや四つ打ち系等も楽しめ、それぞれの方の世界観を感じることが出来て、とても良かったです。
自分も最近また機材を購入し、曲作りを再開しているので、モチベーションにも繋げたいと思っています(自分は恐らくフロア向けのものは作れないと思うけど)。
大学時代に一緒に過ごした音楽、ドラムンベースを世間に広めた立役者ともいえるGoldieさんを生で観れて本当に良かったです。
そしてプレイも圧巻でした。
自分はクラブイベントにあまり向いてない人間なのか、フロアがあまりにも混雑してヒートアップしていると、逆に恐怖を感じてしまったり、音楽を楽しむうえでストレスに感じてしまう部分もあります。
でも、そんな自分でも音楽を家で楽しむだけでなく、実際にその音楽を生み出している方々と同じ空間で生の音楽を楽しみたいという欲求はあります。
そんな自分に折り合いを付けながらも、これからも音楽を楽しんでいきたいと思いました。


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