きれいな字を書きたい人必見! 絶対におさえておきたい3つのポイントとは?
テッテレー! よことあんにん爆誕ッ
きれいな字、書きたいですよね~。最近は紙に文字を書く機会が少なくなっているものの、履歴書や結婚式の招待状など、大切なものに限って手書きをしなければいけません。
そんなときにきれいな字が書けたなら、あなたの印象はきっと良くなりますよ!
ということで早速、きれいな字を書くためのポイントを話していこうと思います。
(ちなみに、今回は技術についてではなく、きれいな字を書くための「考え方」について話していきます。きれいな字を書くための「技術」については、また別の記事で!オタノシミニッ!)
そのポイントとは、
①きれいに書こう!という意識
②軸
③空白
です!それぞれどういうことなのか、簡単に説明していきます。
<目次>
1:「きれいに書こう、という意識」が実は一番大事
2:字も人生も軸が定まっている方がカッコいい!
3.1:空白には2種類ある
3.2.1:字と字の間の空白(字間)
3.2.2:一文字の中にこっそりとある空白
4.おわりに
1.「きれいに書こう、という意識」が実は一番大事
きれいな字が書けるようになるには、やっぱりちょいと練習する必要があります。そのときに、わざわざ時間をとって字を書く練習をするのは…。という人もいると思います。ワカリマスヨ~。
ならば、普段字を書くときにそれを練習にすれば良いのです。そのとき大事なのが、
「きれいに書くぞ!」
という意識を持つこと。技術なんてなくても、もうコレだけで意外とキレイに書けるようになっていくものです。これをやることで練習量が必然的に爆増するので、わざわざ練習の時間をとる必要がありません。カンタンデショ!
ということで、メモ程度に字を書く時や、自分の名前を書く時、学生さんなら授業中にノートをとるときなどに、ちょっと意識してみてください。「あ、自分ちょっと上手くなったかも」を感じることができるハズですよ!
練習は、普段字を書くときに! その上で、以下のポイントをこなしていきましょう。
2.字も人生も軸が定まっている方がカッコいい!
文章を書いていると、いつのまにやら字の流れが波打ってしまうことありませんか? 縦書きならば左右に、横書きならば上下に、といった感じです。あるあるですよね。
これが起こってしまうのは、字を書くときに直前の一文字しか見ていないのが原因です。前の一文字からちょっとずつ文字がズレていってしまい、気づいたら軸がブレブレ、ということです。
文字の流れにまっすぐ軸を通すには、直前の一文字だけでなく、全体をこまめに見ながら字を書く必要があります。ときどきチェック!
↑だいたいこんなくらいであれば、軸が定まっていると言えるでしょう。完全にまっすぐ、というわけではありませんが、これで十分ですので、ね、許してちょんまげ。長い文章を書く時にもこのレベルが保てるか、が重要となります。
「軸」を意識するのは、全体をパッと見て「きれいだ!」と思わせるため、つまりは全体的な美しさ、完成度を高めるためです。(字の粒をきれいに書きたい場合は、次の「空白」が重要となります。)
軸についても、慣れないうちは少し疲れますが、意識すればどうにでもなります。イメージとしては、軸に字を串刺しにしていく感じ。技術は必要ありません。最初のうちは、線を一本引いてあげて、文字を串刺しにしていっても良いかもしれません。
軸がまっすぐだと、字の粒の形が多少崩れていたとしても、全体をみれば上品に見えます。ぜひお試しあれ!
3.1:空白には2種類ある
デザイン業界で大注目(だと思う)の「空白」。空白の生かし方こそが、美しさを左右する、といったことはみなさんも聞いたことがあるかもしれません。
そんな空白ですが、きれいな字を書く時にもすごく重要です。
まずみなさんに知ってもらいたいのが、きれいな字とは、「空白を埋めるもの」ではなく、「空白をつくるもの」だということ。
パソコンやスマホ、本などで見られるゴシック体や明朝体といった文字は、空白を埋めていく文字だということができます。文字の粒から極力空白を省いているのが特徴です。
一方の私たちが書きたいきれいな字とは、空白が意識的に生み出されたものといえます。なぜなら空白にこそ美しさが内在しているから。ということで、空白をつくる、生み出す文字がきれいな文字だと理解してください。
「トメ、ハネ、ハライをしっかり!」 ということを子どもの頃にたびたび言われたと思いますが、これも上手いこと空白を作り出すための技なのですね。
(ちなみに、きれいな字を書く「技術」といわれるものの大多数が、空白を作り出すためのものです。もちのろんで、技術がなくともなんとかなる部分は多いです。逆に、これから話す空白の考え方を知らないうちは技術は何の役にも立ちません。技術はあくまでも+αとして考えてください。)
きれいな字を書くときの「空白」で、今回私たちが注目するのは2種類です。一つは、字と字の間の空白(字間といいます)、もう一つは、文字の粒の中にある空白です。
3.2.1:字と字の間の空白(字間)
字と字の間にある空白を字間といいます。この字間が重要になってくるのは、長い文章を書くときではなく、自分の名前を書くときなどの短い単語、名詞を書くときです。
ただ、字間に関しては、難しく考えずに自分の感覚で大丈夫です。なにせ正解があるわけではないので。
↑姓と名の間は1/2文字~一文字分空けて、「よ」と「こ」、「こ」と「と」、「杏」と「仁」の間は、1/4文字~1/2文字分空けるのが無難ですね。
3.2.2:一文字の中にこっそりとある空白
一文字を四角で囲ってみましょう。ゴシック体、明朝体などは空白が少ないですが、きれいな字は空白があると思います。
↑左がスマホの字を真似て書いた字、右が空白を意識して書いた字です。もちろん、赤で印をつけたところ以外にも空白はあるので(言の横棒の間や口の内部など)、そこも含めて、見て美しいと感じるような空白づくりを目指していきましょう!
文字の粒をきれいに書きたいときは、この「こっそりとある空白」を意識してみてください。きれいな字を書く=美しい空白づくりです。
4.おわりに
いかがだったでしょうか。今回は字をキレイに書くための「考え方」について話してきました。全体的な美しさは「軸」で、個々の文字の美しさは「空白」でつくることができます。
そして何より大切なのが、「きれいに書こう!」という意識でしたね。
きれいな字が書けるようになってくると、字を書くのが楽しくなってきますよ♪
それでは、また次回。よことあんにんでした~!