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ヒンメリが織りなす光の空間展 北欧フィンランド生まれの伝統的モビール

今季企画展は11月1日(月)から開催✨国東半島より冬支度の便りです⛄️

国東市 国東町(&ギャラリー)
◇ヒンメリが織りなす光の空間展◇北欧フィンランド生まれの伝統的モビール。作家は、高橋慶典(たかはし けいすけ)さん。
国東市在住 ヒンメリ工芸職人。国東産麦わらを使用したヒンメリを制作。
自然の造形や文字の意味からイメージし、ヒンメリの手法を通した立体表現が特色。制作活動の他、ヒンメリの魅力を伝えるべく、多方面にてワークショップを展開中。※期間中、毎週火・金曜日午後は高橋氏によるライブ制作を開催。制作の独特な手法をまじかでご覧いただくこともできます。
 壁面を飾るのは、ギャラリー所蔵の作品、画家赤木範陸氏のエンカウスティーク(蝋画)主に光の表現が美しいガラス器の静物画などを中心に展示している。この常設展示は本来次の展示に合わせて収納するのですが、今回はそのままヒンメリ展と合わせてご覧いただけます。ヒンメリ職人の高橋さんとも話した結果、互いの相乗効果で生まれる空間に期待してのことだ。そしてそれは予想以上の空間に生まれ変わりました。ギャラリー空間の頭上を飾るヒンメリ。材料は小麦の茎で、よく天日干しされた、乾燥したものは光を受けて黄金に輝く。色やニスは使っていないと話すと皆さん驚かれます。また、壁面を飾るエンカウスティーク(蝋画)その支持体となる麻布も展色材のである蜜蝋もまた自然の素材。ほとんど色を使わずに表現される作品。これらの共通項は互いのもつ自然と光だと思います。それらが重なりあって優しい息づかいを感じさせてくれる。
立体と平面。この場に足を踏み入れると、一件不似合いにも思われる二つの個性は、互いを主張しながらも見事に一つ空間を作り上げた。       言うまでもなく、作家のイマジネーションと択一した再現の手技によりなせることである。できることなら実際のこの空間にぜひ足を運んでほしいと思います。

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