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今日も生きている奇跡

0.前置きすら長い まず先に言っておかなくてはいけないことがある。 でないと、中には「裏切られた!」と思う方が居てもおかしくないことだから。 僕は清涼院流水先生のファンではない。 より精確に表現するのであれば、ファンを名乗れるレベルではない。 清涼院流水先生の名は知っていた。 父親と真ん中の兄が本好きなのもあって、僕も少年時代には活字をよく読んでいたからだ。 主にラノベではあったが、別に大衆文学や純文学じゃなくたって活字に変わりはないのだから、そこは大した問題じゃない

    • 2022年02月22日2時22分の出来事

      0.当日まで疑っていたことがあった さて、これを他の方々が読んでいただいている時には、このゲームの全てが終わったことと同義なので幾許か省いて書いてもバチは当たらないだろう。 僕――いや、僕達にとっての約束の日は、一般社会人にとっては平日だったので、当然普通ならば仕事だったのだが無理くり休みにして事なきを得た。 正直、自分がもっと上の立場になっていたら、おいそれと簡単には休めなかったことだろうし、その時には勝者にはなれなかったということだ。 色々な意味で複雑な気持ちではある