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その2時間、わたしはきっと天国にいた【リベラ】

こんばんは🌷

興奮が醒めず、今もふわふわしているので、電車の中でこの気持ちをつらつら書いて行こうと思います。

というのも、わたしはさっきまで、とあるコンサートに行っていました。

それは「リベラ」というロンドンで活動しているボーイ・ソプラノ・ユニットです。


わたしがリベラと出会ったのは、大学生の頃に見たUSJのCMでした。
関西の人は見たことあるかなと思うんですが、クリスマスシーズンになると流れるCMのBGMがリベラでした(2011〜2018年くらい?)

なんてことない、クリスマスのCMだったんですが、ふと見ただけで釘付けになって、気がついたら涙が出ていたわたし。

遠い国っていうのもあって、すごくファンってわけではないけれど、それから数年はクリスマスになるとUSJのCMを観てジーンとなるのを繰り返していました。
( 肝心のUSJには行ってない )



そんなリベラ熱が再燃したのも最近のこと。

結婚式のBGMについてぼんやりと情報収集していたら、リベラの曲を使ったという花嫁さんがいました。

その投稿を読んだ瞬間「ドカーーン」と痺れたわたし。

すぐに検索すると、なんと11月に来日公演を大阪でやるとのこと!!!

お手頃な席は完売しているけど、S席はまだ残ってる…………!

でも普段あんまりコンサートも行かず、質素倹約(?)を意識しがちなわたしにとっては即決できず( できないんかい )

でも、数日後に友人からのアドバイスで「今を楽しまなければ!!」と思ってチケットを取りました。



結論、もうほんとあのときのわたしありがとうう!!!!


第一声はなんか完璧すぎて「え、これは音源流してる?」って感じでした(笑)
( 表情までよく見える距離感ではなくて )

でも少し聴いてると、なんかどんどん圧倒されてきて、気がついたら涙が出ていました。
知らない曲だし、英語だから何言ってるかも分からないのにね!

なんだかんだ歌声に圧倒されながらポロポロ泣いていたら、3曲目にド本命の曲を歌ってくれまして( 例のCMの曲 )

もう号泣でしたね!!!
何かにあんなに心揺さぶられたのは、数年前に煉獄さんが死ぬのを観たときぶりでした(笑)

左隣のギャルも、右隣のお姉さんも、同じタイミングで泣いてるのもなんか不思議な一体感。

知らない曲が多かったけど、そんなこと感じさせないくらい音楽の素晴らしさに胸打たれまくった2時間でした。


ここからは、感じたことをメモ程度に。

・動きがなんか可愛い
踊ったりはないけど、ちょっと向き変えたり前後入れ替わったり、ちょっとした動きが可愛かった。
30人弱で、どんどんフォーメーションが変わるのもすごかったし、スリスリ動いていく感じがなんともいえなかった(笑)

・MCも可愛い
ステージ上に字幕が出る感じのMCだった。
みんなで少しずつ喋っていく感じに癒された。

・衣装もシンプルで素敵
1000年前の修道士の衣装をモチーフにしてるらしい。
シンプルな白の衣装が、みんなの天使らしさを際立たせてた

・推しが可愛かった
密かに推しの子がいまして。
去年の来日のときにも歌ってるのをテレビで観てなんか惹かれた子。
よくよく隣の夫を見ると、雰囲気がよく似てる(笑)
それもあって、今日は遠目からしっかり見つけられて嬉しかった。
彼はなんか全身で楽しく歌ってる感じがして良い。

・日本語曲を歌ってくれた
1曲、日本語で歌ってくれました。
何人かソロがあったんだけど、1人ものすごく発音が綺麗な子がいた。
外国語で歌うなんてとっても難しいだろうに、なんかそれだけで涙出た。

・兄弟がちらほら
途中で「この子たちにも、この人数分、親がいるんだよなあ、ほんとみなさん素晴らしいご子息をお持ちで…………」なんて思ってたら、兄弟がちらほらいた。すごい。
才能は遺伝するんだなあ。

・ロンドンで活動してても、親の国籍は色々
みんなイギリス!かと思いきや「僕のお母さんはクロアチア出身」「僕の両親はイタリア」「ドイツ」とか、想像以上に色々。
なんか音楽って世界共通で、世界平和ってなんて尊いんだろうって思った。

・子どもが音楽を楽しめるって素晴らしいよなあ
なんか平和に関連したら、こうやって小学生くらいの子がこんな素晴らしい音楽ができるってすごいなあって思うと同時に、音楽を純粋に明るく楽しめない子もいるんだよなあって平和についてなんか考えてしまった。

・子どもって宝じゃん
なんか本当にみんな天使みたいで可愛くて、これから長い人生、きっと彼らにはいいことたくさんあるよなあ、いいことたくさんな世の中にしないとなあ、子どもってみんなの宝だよなあって思った(笑)

・OBも参加しててすごい
リベラとして歌を歌わなくなっても、音楽監督をしたり、裏方に回る子も紹介されてて温っけえ!ってなった。

・日本語喋ってくれるだけで涙出た
最後に「コンサート ニ キテクレテ アリガトウゴザイマシタ」って言ってくれたのを聞いて、涙出た(笑)
大きい拍手に包まれてて「この空間最高」ってなった。

・パートが思ってるより多い
6〜7つのパートに分かれてるらしい。そりゃあれだけ分厚いハーモニーになるよね、すごい。

・なんであんな高音でピッチ合うの?
吹奏楽で最高音担当のピッコロ吹いてたとき、ピッチ合わせのあまりの難しさに鬱々してたから、高音がピッタリ合う技術にただただ感動した。

・シンプルにフルートのお姉さんめちゃよかった
後ろの楽団みんなよかったんだけど、フルート最高だった。

・古き良きものも大切にして、新しさも取り入れる
有名なクラシックを元にしたりしている曲が今回のアルバムには多くて、でもリベラっぽいアレンジで、何がいいとかではなく、良いものは良いってなった( 謎 )
良いものは時代を超えても愛されるんだなあ。



まとまりなく長くなったけど、総じて本当に素晴らしい音楽だった。
これを小学生から中学生くらいの男の子たちが作り上げてるんだから、本当に彼らは天からの遣いなんじゃないかなって思いました。

天国がどんなところかは分からないけど、きっとこんな綺麗な音楽が流れてる温かいところなんじゃないかな〜って思った2時間でした。

凝り固まったガチガチごわごわの魂が、だいぶまあるくなって磨かれて軽くなった気持ち。


今日のテレビでも放送されてたそうなので、気になる方はぜひ見てみてくださいね〜

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