周囲の人間がわたしをつくる

おはようございます🌷

突然ですが、ジム・ローンの「５人の法則」をご存知でしょうか？

ジム・ローンはアメリカの起業家で、数々の一流企業のコンサルタントを務めた方で、こんな言葉を残しています。

“You are the average of the five people you spend the most time with.”

これを和訳すると「あなたは、多くの時間を一緒に過ごす5人の人間の平均になる」ということ。

わたしたちは、話し方・言葉使い・しぐさ・趣味・思考・年収など、あらゆる面で身近な人の影響を大きく受けると言われています。

マルチ商法に足を突っ込んだときにも、キャリアスクールに在籍していたときにも聞いたことのある言葉で、毎回ハッとなる言葉です。

わたしは春から資格研修を受けています。
毎回必ずグループワークがあって、いつも席は固定でした。

6人班の他のメンバーは
①大人しくてあんまり発言しないおじさん
②やる気なくてギリギリを攻めてるムードメーカーなお兄さん
③ヤンキーっぽいけど、いざというときには頼りになるお姉さん
④同上
⑤よくしゃべるけどちょっとズレてる不思議おばちゃん

このグループの中では、わたしはおそらく「真面目で優秀なお姉さんポジション」
グループワークではしょっちゅう「さすが」と言われるし、事前課題はみんなゆるゆる。

正直、居心地は悪くないし、頑張りすぎなくていい感じ。

それが、今回の研修では初の席替え。
全く違うメンバーでのグループワークの機会がありました。

事前課題もそれなりにやっていったつもりでしたが、今回はもっとちゃんとやり込んでいるひとも。

意見交換の場では、色んな意見や経験談が出てくる出てくる。

ちゃんとみんな事前課題やってるから内容も濃いし、司会を名乗り出てくれたお兄さんの進行もとてもスムーズでスマート。

ファシリテーターのわたしも「それとってもいい意見ですね！」「その視点なかったです！」ってどんどんリアクションできちゃう雰囲気。

今までのグループワークでは感じたことのない高揚感がありました。

おかげで研修が終わる頃には、わたしの資料には赤ペンでの追記がたくさん。とってもとっても勉強になりました。

同じ研修であっても、メンバーが違えば内容も違う。

ゆるいメンバーであれば、居心地は悪くないけど成長はない。
逆にレベルの高いメンバーであれば、事前課題はしっかりやらなきゃいけなくて負担はあるけど、たくさん成長できる。

初めの話に戻りますが、改めて周囲の人間がわたしを作っていることを実感しました。

ぬるま湯につかり続けるのもいいけれど、自分のなりたい姿があるならば成長できる環境に身をおくことが大切だと感じました。