(埼玉)県議会の森(2010)
14年前の2010年春、さいたま市浦和区の市街地に前年(2009年)開園した「県議会の森」を初めて訪れました。
県議会の森がある場所には、かつて埼玉県議会の施設がありました。
1949年(昭和24年)に、埼玉県議会議長の公舎(議長公舎)が建設されました。
公舎は1971年(昭和46年)に埼玉県議長及び県議会議員の施設(議長公館・議員会館)に改築され、歴代の議長や多くの議員に利用されてきました。
その後建物の老朽化等に伴い、2007年に施設は廃止となり、議長公舎時代から58年の歴史に幕を閉じました。
施設廃止から2年後の2009年、議長公館・議員会館の跡地は庭園として整備され、「県議会の森」が誕生しました。
庭園には多くの種類の木々が植樹され、開園から15年となった現在(2024年)も市民の憩いの場として利用されています。