さいたま水上公園
埼玉県上尾市の南、国道17号線沿いに「上尾運動公園」があります。陸上競技場や体育館などを備えるスポーツ公園です。
国道17号線を挟み、陸上競技場があるエリアの向かい側には木々に囲まれた緑のエリアが広がっています。東へ進み、そのエリアを抜けると、とある入口ゲートにたどり着きます。
その入口ゲートはプールの入口。その場所は、かつて「さいたま水上公園」と呼ばれる県営のプール施設がありました。
さいたま水上公園は1971年にオープンし、流水プール(流れるプール)、ウォータースライダー、波のプールなどを備えた大型のプール施設でした。また、オフシーズン(冬季)は流水プールが屋外のアイススケートリンクとして使用されるなど、1年を通して多くの人で賑わうスポットでした。
しかし、利用者の減少や施設の老朽化により流水プールが廃止されるなど規模は縮小され、昨年(2022年)2月27日をもって半世紀の歴史に幕を閉じました。
2023年8月現在、さいたま水上公園跡地はウォータースライダーなど一部の施設がまだ残っており、昔の面影を感じさせる光景となっています。
今後、跡地にスポーツ関連施設が建設されるとのことですが、具体的にどのような施設になるのかは未定となっています。
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